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LUZの熊野古道案内

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2012年 05月 04日

熊野の旅 飛鳥町大又 池田家

 熊野市飛鳥町大又に「キリシタン灯籠」だと言われる物があります。
 灯籠は「大台平」と言われる集落の「庚申様」に祀られています。
 元は川向かいの「池田平」の池田という家にあったのだそうです。
 この大又という所には「坪田平」「大久保平」などと言う集落があって、それぞれの地域の地主の名字を撮った地名のようです。
 
 この「池田平」に今は「池田」と言う名字の家はありません。
 しかし、営林署が持っていたという土地にすぐに分かるほどの立派な屋敷があります。
 立派と言っても大きな家の無い地域ですから狭いものです。
 せいぜい百坪くらいでしょうかね?
 田舎にすれば狭いですが、平地の少ない所ではこんなものでしょう。
d0045383_9262191.jpg

 何とも分厚い石垣です。
 かと言って砦のようなものでも無いのですけどね。
 この辺りの石垣の5割増しくらいの厚みです。

 キリシタン灯籠を立てて隠れキリシタンだったから守るために…なんてこともなさそうだし…
 当主の趣味だったのでしょうか?
 この門に続く道もすごく狭く作ってあるのも異様なのです。
 石垣の上から攻撃されたら通れません。
 でも、裏山からだと簡単には入れちゃう・・・
 私の知識程度では「キリシタン狩り」とか「殉死」なんてのは大又村であったかと言うことは分かりません。
 ただ、戦乱の度に落人がやってくるような辺地ですからこの辺りには「隠れキリシタン」が結構居たようです。
 でも、近代になってからキリスト教徒を名乗る人は居ませんね。
 ゴロゴロある曹洞宗の寺が耶蘇教の教会だったなんて話も聞きませんしね。
 「御大師様」もありますが、「弘法様」と「キリストさん」が一緒だったなんてのも聞きませんし…
 キリストが生きていて日本にやって来たなんて説を唱える人だと分かりませんけどね。
 義経が蒙古に渡ってジンギスカンになったというような話だとねえ…

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-04 09:24 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by wankoya at 2012-05-04 16:40 x
こんにちは
いつも楽しみにしています
熊野には、明治時代に長崎からキリシタンが流されてきたそうですね
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20110919-OYT8T00382.htm
Commented by je2luz at 2012-05-06 12:04
この一団は一時的に宿泊しただけでどこかへ流されていったようです。
あまりきちんとした記録は無いようです。
奥熊野代官所も機能しなくなっているし、度会県だなんだって落ち着かない時代だったからでしょうね。
元々のこの地方の隠れキリシタンとは別物のようです。


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