LUZの熊野古道案内

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2012年 04月 06日

熊野の旅 ふるさとはどこに

 よく田舎の風景を「日本人の原風景」と言いますが、「原体験」が無い人にとっては、そうした物は「知識」の一部なのでは無いでしょうか?
 DNAに組み込まれた民族の記憶と言うほどでは無いですからね。

 田舎の風景も時代によってどんどん変わっています。
 私が子供の頃からの半世紀でも随分変わりました。
 道などは様変わりしています。
 川も随分変わりました。
 魚が居るとか居ないとか以前に構造も変わったところが多いです。
 田んぼは「圃場整備」で広く・四角くされました。
 そして、小さな家の「杉皮葺きの屋根」は「トタン屋根」になり「金属板棒葺き」になって…
 今度は「廃屋」になりつつあります。
 もんぺに地下足袋なんて姿は見られません。
 たった半世紀でこんなに変わるのです。
 田舎を知らない人が増える一方です。
 そして、そうした人が国を動かすのですから、田舎が切り捨てられるのは当たり前ですね。
 もう少しすると…
 「田舎」なんてあることも忘れられるのかも知れません。
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 こうした家で育った子供ももう高齢者でしょう。
 田舎を出てから一体何年なのかな?
 近年ではお墓も引っ越していって、「墓参りに帰る」なんてことも無くなってきているようです。
 私は「熊野」には・・・と言うより「墓は要らない」と、思っています。
 子孫の重荷になる物はない方が・・・
 こうして「ふるさと」は消えて行くのでしょう。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-04-06 10:11 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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