昨日の嵐はこの辺でも結構吹きました。
気温が低めでもあそこまで風が吹くと桜の花もかなり散ったでしょう。
でも、次の日曜日の桜まつり会場の花は今散るようでは静かだったとしても難しかったでしょうね。
果たして、神川と池原の桜はどうなのでしょう?
花見を見に行く人より主催者の方を心配します。
昨日は早々と堤防の出入り口も閉鎖されていました。
完全な防災体制を敷いたのですが、この程度の嵐でも高波をなめる訳には行きません。
もう、地元の人も忘れているようですが、20年余り前の9月、快晴の日、伊豆沖を「台湾坊主」が通過中に我が家の前を始めとして三カ所で木本堤防を波が越えたのです。
国道42号線も鬼ヶ城東口、西郷川河口の導流堤の崩落に誘発されて橋が落下し長期間通行止めになったのです。
これが木本沖の潜堤構築のきっかけになったのです。
潜堤が完成し、大幅に改善されたはずですが、自然界では何が起きるか分かりません。
春先は降らなければ降らないで異常乾燥になって山火事も心配になります。
場所によっては「野焼き」の火が怖いです。
それに、毎年のように「山菜採り」で人が行方不明になります。
そして…
田舎の人口がすとんと減る時期です。
今では中学を卒業した子はもう三年田舎に居ますが、高校を卒業すると居なくなります。
山里は冬そさひしさ増りける 人めも草もかれぬとおもへは
何てありますが…
冬じゃ無くっても夕方になれば山里は寂しい物です。
元気なのは草花だけですから…
もう少しすると廃棄された集落に桜が咲き誇っているなんて春が訪れるのでしょう。
熊野市周辺地図です