人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2012年 03月 28日

熊野の旅 国道42号線

 国道42号線は紀伊半島をぐるっとネックレスのように回っている道路です。
 昔の熊野古道同様、浪速からでも尾張からでも江戸からでもこのルートで人はやって来ます。
 野を越え山越え…と言いますが、この国道に関しては「野を越え」はありません。
 「山を越え」の部分だけですね。
 大正ー昭和と「新道」が整備されるにつれて、峠の下にトンネルが掘られ、本当の峠を越えることは無くなり、さらに昭和40年代の改修で更に長いトンネルになって低いところを越える峠が増えました。
 しかし、山の向こうが同じ標高なら長いトンネルで結べますが、標高差が大きいとやっぱり坂道が残ります。

 熊野市内では「佐田坂」という区間があります。
 海の側の大泊と小阪峠の向こうの小阪の標高差が300mです。
 この区間の長さは8Kmほどです。
 だから、急勾配の急カーブ区間です。
 ここのカーブは少々無理をした感じで曲がりにくい物です。
 若い衆が元気だった頃には「峠族」なんて居たくらいです。
 それに、以前は新宮から熊野へかけては製材所が多く、重い材木を積んだ過積載のトラックが荷を積んだときには登り方向なので結構邪魔になった物だったのです。
 勝浦からの保冷車も多かったですし、大泊や新鹿からの石材出荷もありました。
 だから、この「佐田坂」は難所だったのです。
 いまではこうした産品を運ぶトラックは激減しましたけどね。

 この難所と矢ノ川峠の難所を解消するために、「尾鷲熊野高規格道路」なんてのが工事中です。
 この工事が進んでいるようになってから、佐田坂の上の方に、長い「登坂車線」が作られ始めました。
 三年ほどかかってようやく完成に近づいて、ほとんどの所は供用開始になるようですが、まだ一番上の区間はもう一年かかるようです。
 なんともはや…
 再来年には「高速道路」が完成して、トラックはほとんど走らなくなるのに…
 まあ、無駄に近いのですが、4月からは佐田坂が走り良くなるはずです。
 ただし、一カ所だけ「丸山橋」と呼ばれるところの谷を渡る左カーブは変な風に分離帯があるので無理をすると激突すると思います。
 何しろカーブがものすごいですから、ロングの平ボディ大型トラックと並んだときの圧力はすごいはずです。
 くれぐれも普通のドライバーはお気を付けください。
d0045383_11265270.jpg

写真撮ってきました。
 このカーブです。
 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-03-28 10:26 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/15637720
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 春 大又川 舞ウグイ      熊野の旅 小さな観光スポット ... >>