LUZの熊野古道案内

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2012年 03月 02日

熊野の旅 ますます逆境

 「ピーチ」なんて飛行機が飛び始めました。
 最近では海外へ飛ぶ路線ではJR「青春なんとか切符」ほどの値段の物も出ていますが、国内でもその流れのようです。
 マスコミさんは一番安い部分だけを取り上げて煽りますしね。

 九州新幹線の全通、海外格安航空の就航、国内格安航空の開業と交通面での大きな変革。
 世界遺産の増加でその存在が陳腐化して、かつての国立公園と同じ道を歩んでいる。
 円高基調は変わらないので国内の方が割高。

 こうしたものすごく大きな流れの中で、ちょこっと「尾鷲熊野道路開通」なんてのがどれだけインパクトがあるのやら…
 地元ではものすごいことのように言う人も居ます。
 それに便乗して無駄な公金をばらまく向きもあります。
 この道路の開通は三重県内のニュースでは流れるでしょうけど、全国版ではないでしょう。
 少し前に開通した三重県と京都を結ぶ有料道路のことを同じ県内でもこの辺の人の何人が知っているでしょう?
 その程度の物というのが正直なところでしょう。

 観光って普通の産業と違い今ではあまり金にならないんです。
 テーマパークとか、かつてのスキー場のように施設利用型でない限り地元が投資するコストの割にお金は落ちません。
 熊野古道などは限られた範囲をうろつくのではなく、ひたすら「遍路道」を歩くのが目的です。
 宿泊すらまともにしないのが今の「熊野古道ファン」ですね。
 かなり高齢者の文化人タイプが多いみたいです。
 若い人やお金を使って買い物するタイプの観光客は来ませんね。
 干物の通販は少し売れても、干物をぶら下げて帰る観光客はほとんど居ません。
 これは熊野から他所に行く人も同じ傾向なんです。

 目下、自動車専用道路の完成に合わせ、数億円単位で「観光施設」を作り続けています。
 「立派だ」「良くなった」と、評価する向きもありますが、全国2000の町が同じようにやっています。
 日本国を滅ぼしてまでやろうってえのですからね。
 こうした物を褒める人も「先進地視察」なら出かけるでしょうけど、全国を観光行脚するのでしょうかね?
 少なくとも、私はこうした観光地にはもう飽きちゃいました。
 旅は好きですが、観光地は好きになれません。
 その土地ではなく、「作り上げた物を見せよう」といういやらしさが見えることが多いです。
 無理矢理作り出した名物とか…
 などと白けてはいけないのでしょうね。

 どうして、ありのままの熊野古道ではいけないのでしょうね。 
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-03-02 10:07 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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