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LUZの熊野古道案内

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2012年 02月 10日

熊野の旅 熊野は先進地

 熊野市が誕生したのは50年ほど前です。
 昭和の大合併で、木本町・飛鳥村・荒坂村・新鹿村・有井村・神川村・五郷村・泊村が合併して産まれたのです。
 そのすぐ後に隣の神志山村の一部、金山地区が分村して熊野市に合流しました。
 その頃の人口は三万人を超えていました。
 そして6年ほど前に紀和町と平成の合併をしました。
 それでも、人口は二万人をやっと超えたところでしたね。
 その後の5年ほどで合併した紀和町の分の人口が消えました。
 今の人口は一万九千人台です。
 50年で人口の1/3が消滅し、老人が1/3以上居ます。

 この人口の減少ピッチと、これから先50年の日本の人口変動とがほぼ一致します。
 老齢化はこの熊野市以上に進むようです。
 もっとも、これは「高度成長」を含む今までの50年と今後の50年ですけどね。
 でも、熊野市は50年前を進んできたのです。
 日本の先進地なんですね。

 熊野市の場合、この間に人材をどんどん輸出してきました。
 その数は今ここに残っている人間より多いのです。
 出ていった人とその子孫が帰ってきたら人口は5万人を超すでしょう。
 でも、その多くはこの先の50年で「熊野人」では無くなるでしょうね。

 先進地の熊野でも、まだ日本国の人口減少などぴんと来ていないようです。
 「人口減少を何とかしろ」
 「企業誘致をして人を増やせ」
 「世界遺産・熊野古道」で観光客を呼べ」
 「高校をなくすな」

 こうした物も、これからは短期的に成り立っても、小さくなるパイを奪い合うだけですよね。
 世界から…人口爆発している国から引っ張ってくるしか数学的にはないはずです。
 大阪都構想なども、大前提を抜きにして、周辺から大阪に何もかも集めて生き延びようという随分勝手な部分もありますね。
 田舎と自然を放棄して国って成り立つのでしょうかね?
 少し、先進地に来てじっくり現実を研究してみて欲しいです。
 「専門家」てえのはいとも簡単に田舎の産業が飯を食えるように出来ると言いますけどね。
 もうすぐ、それを買ってくれる都会の人も1/3消えちゃうのです。

 熊野市だけが先進地なのだったら視察団で潤うかも知れませんが、日本中2000ほどの自治体がそうなのですから駄目ですね。
 これも、世界遺産とか国立公園と同じで日本中金太郎飴ですから…
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by je2luz | 2012-02-10 10:04 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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