LUZの熊野古道案内

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2012年 02月 09日

熊野の旅 国道42号線 佐田坂

 この数年、国道42号線熊野市大泊地内「佐田坂」の上の方ではズッと工事が行われています。
 「登坂車線」を作る工事です。
 佐田坂は8Kmほどの登坂が続く国道42号線上り方向の難所の一つとされてきたところです。
 昭和24年頃に供用開始された物を昭和44年頃ですか二車線化した国道です。
 勾配は結構きついです。
 昔はこの国道も新宮からの材木を積んだ車、勝浦からの魚を積んだ車、熊野からの材木や石材を積んだ車などが走っていたし、トラックの馬力が小さかったので、運悪く積載オーバーのトラックの後ろにつくとかなり引っ張られた物です。
 近年はトラックのエンジンも馬力が大きくなったし、「過積載」をするトラックも減ったし、2区間の「登坂車線」があるのでそんなに引っ張られることはなくなりました。
 それよりも、新宮方の材木、勝浦からの保冷車、熊野の材木と石材の車…全部がほとんど姿を消したのでのろのろのトラックが減っています。

 今度作られる登坂車線は佐田坂の頂上付近で工事区間が10もあるほど長いものです。
 佐田坂も他の国道同様、一車線のところは黄色のペンキで塗りまくられていますから、この車線を作ってくれないと前に出られないのですけどね。
 「登坂車線」は読んで字のごとく登り方向にしか役に立ちません。
 ドイツのような真ん中に双方向共用の追い越し車線なんて物は無いですからね。
 遅いのは坂を登るトラックに多いのですが、常識的に言っても、トラックで重い物を積んだ時は登坂でも下り坂でも同じギアでほぼ同じ速度で走るのが安全なのです。
 だから、下り坂でもものすごく遅いトラックの遭遇して当たり前なのです。
 そうしたトラックは正式ではないのですが「待避場所」に乗り入れて後続車に道を譲ってくれます。
 通行量が少ないのもあって国道42号線熊野市内は「熊野大花火大会」以外は停滞なんてありません。
 信号で10台もつながると「ものすごく混んでいた!」と言います。

 この「登坂車線」を計画したのは何時か分りませんが、この三月でかなりの部分が供用開始になるのではないでしょうか?
 出来そうにない区間もありますけどね。
 完成すれば熊野古道に来られた帰り道の時に少し役立つかも知れません。
 ただし、花火の火には余り役立たないと思います。
 自然渋滞ではなく、ボトルネックになるところがありますからね。

 もう一つ、この登坂車線はかなり無理して増設しましたから、カーブがものすごくきついところもあります。
 焦らなくても区間は長いですから慣れない人は高速で突っ込まないでください。
 ぬれていない時で、今のタイヤでも60Km/hでタイヤがきしみます。

 と、言うことで…
 高速が出来なくても少し走りよくなりますよ。
 この区間はレーダーを据えることはないでしょう。
 でも、坂の天辺だけは直線もあるし、引っ張り込む広場もあるので、多分やるのでは無いかと思います。
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by je2luz | 2012-02-09 11:17 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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