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LUZの熊野古道案内

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2012年 02月 08日

熊野の旅 冬枯れ

 昨年は春先の東日本大震災、そして秋口の台風12号関連水害と大きな災害が発生しました。
 水害の方は毎年各地で発生し、少し前の佐用町の水害などは忘れられたみたいな感じです。
 おそらく現地ではまだ対策など完成していないのでしょうね。
 地震だって同じですね。
 恐ろしい原発の事故だってすぐに風化しちゃうくらいですからね。

 こうした災害と不景気ムード、円高なんてのが重なり合って各地の観光はかなりの痛手を被っているようです。
 ここ熊野周辺の格好に関しては普段の「冬枯れ」なんてものでは無く、枯れ葉剤をまいた様な状態です。
 枯れ葉剤でも草焼き機なら、雑草は息を吹き返すことも多いのですがそれ以上に大変な状態です。
 道路が空いていて、「左右を見なくても国道に出られる…」と言われるくらいです。
 一般国道の42号線でこの状態なのですから、バイパスの高規格道路「尾鷲熊野道路」が出来て誰が走るのかなあ???と思うくらいです。
 今走っている車の多くは地元の車だし、1/4くらいは奈良大阪方面行きなので高速には乗らないし…
 それより何より、観光客がやってくる理由が見当たりません。
 『良いところ』ではねえ…
 それなら日本中にあります。
 世界中の田舎は全部良いところです。

 ガイドがついて団体バスで回るのではなく、自分の足で歩くのなら、世界中の田舎道は魅力的なんです。
 訳の分らない食事も楽しい物なんです。
 私のような感覚の人間は少ないのでしょうけど、特別な文化人以外で「熊野古道」を歩きに来る人って、少しそんな楽しみの分る人ではないでしょうか?
 何もないけど、空気が良い、人々が暖かい…
 その魅力しかここにはないのですから…

 「イザナミ」「イザナギ」だってここに居て火の神様やなんだかんだと神様を産んだ…と言われても、ここに何かが残っている訳ではなく、大きな岩山があるだけです。
 この場所が良いと感じるか感じないか…
 まさに人それぞれです。
 ギリシャの神殿のようにうならせる建造物はありません。
 目に見える物か、はやりの「パワースポット」とかしか興味を持たない世代が増えているし…
 自分で感じるのではなく、週刊誌や口コミで流れないと駄目なんですよね。

 観光産業としてなら、何でも良いから人が来て金を使えば良いのでしょうけど…
 盛り場とか観光地ってえものは昔から詐欺的?な所があったんですとね。
 土産物と言えば『上げ底』だったし…
 風俗は「ぼったくり」…
 そんな雰囲気が「観光地らしい」とされた時代の方が旅人も楽しかったのでしょう。
 静かな日常生活しか亡い「熊野古道」は観光地にはなり得ないのかも知れません。
 でも、もうそんな観光施設が期待される時代は終わっているでしょう。
 海外に行ってもお土産を買わなくなった時代ですからね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-02-08 11:55 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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