LUZの熊野古道案内

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2012年 01月 21日

熊野の旅 近大高専が無くても…

 近畿大学熊野工業高専が昨年の4月から名張市に移って行きました。
 もう、20年も余って前からお客さん不足で全く採算など合わない状態だったのですから、よくここまで粘ったものだと言うことです。
 営業努力不足、理工科離れなんて問題では無く、進学者の絶対数が足りないからです。
 陸の孤島的にぶつ切れになっている人口4万弱、老齢化指数30%を越す所に、「三重県立木本高等学校」「三重県立紀南高等学校」「近大高専」の三校があるのですから誰が考えても無理・無茶な話なのです。
 なのに…
 「何とかしろ!」 の大合唱でした。
 根本解決は「子供を増やす」しかない話です。
 日本中で高校が廃校になり、地方大学も閉校している時代なんです。
 国力がどんどん落ちることも明白な時代に入っているのに「怖すぎる話」なので国も黙りを決め込むのですね。

 今年の高校進学希望者の動向が発表されました。
 まだ、最終調整があって倍率の変動はあるのですが…

  木本高校 普通科   定員80 志望者72
         総合学科定員160 志望者153
  紀南高校 普通科  定員120 志望者104

  木本高校 定時制普通科 定員40 志望者1

 こんな状況です。
 定員割れです。
 昔の木本高校は普通科・商業科・家庭科の三学科8クラス400人の定員でした。
 そして、高校進学率は20%程度・・・ 
 潜在的な倍率はものすごかったのです。
 その頃より日本の子供数は半減したはずですね。
 さらに高校の数は数倍になって…

 定員数が数倍になっても未だに足りないのは、昔で言う所の養老院ですね。
 「増床せよ」の大合唱が続いて居ますがこれももう少しするとお客さんが減ることになっています。
 ここだけの話では無く日本全国です。
 こうした部門では田舎が先進地ですからね。

 と、言うことで手の打ちようのない寂しい現実です。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-01-21 11:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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