LUZの熊野古道案内

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2011年 12月 30日

熊野の旅 おかえりなさい

 そろそろ熊野出身の都会人が帰ってくる頃です。
 昔だと、こちらにズッと居る人と他所にでている人は一目で分ったものですが、今ではほとんど区別できなくなりました。
 見かけは都会も田舎も同じになりましたね。
 「故郷に帰るから…」と言うので頭もきちっとセットしめかし込んでいた帰省組は目立った物です。
 それに、この辺ではほとんど着ないオーバーなんてのを着込んだり…
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 乗客がぱらぱらしかいない紀勢線も盆と正月は一杯になります。
 でも、昔のように通路にも一杯なんてことは無くなっています。
 鉄路の比率が落ちていますからね。
 紀勢本線線が全通しているから廃線にならずに済んだのですが、木本ー尾鷲間がもし切れていたら、国鉄最後の頃に廃止が決まるか、第三セクター化されて、超ローカル線に落ちるかバス路線になるかしていた可能性もあります。

 これは昨日の「熊野市駅前」です。
 春から工事に掛かっている「駅前整備工事」が未だに完成していません。
 駅前ロータリーを撤去して平にし、チョボチョボっと水が流れる噴水?と色んなタイルと石で一部を舗装する工事です。
 年末に慌てて?工事を進行させましたが間に合いませんでした。
 これがほぼ完成形です。
 要するにのっぺらぼうでドライバーにとっては怖い駅前に変えたのです。
 図面、パース段階で構造の不備と危険性を指摘したのですが、市長と顧問の東大コンビは「問題なし」と言うことでそのまま工事を進めた物です。
 けが人で済めば良いのですがねえ…
 元暴走族の私からすると、ドライバーにとって走りにくく、歩行者も中途半端に見通しがきくので油断する交差点になっています。
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 これが駅舎を出る時目に入る「熊野市駅前」です。
 建物などは全く変わっていません。
 ロータリーの市長が「評判が悪い」という裸婦像と植え込みが無くなって、ノッペラボウになったのです。
 こんな風な駅前の手直しで観光客が増えると思いますか?
 見かけからは分らないほどの巨費が入っているのですけどね。
 たまたま、熊野市駅で下車した観光客が目にするだけで、これを見に来る人が居るでも無し…何の特色も無い駅前なら全国に一杯あります。
 紀伊長島駅だってきれいな駅前がありますからね。

 こんな所にお金をつぎ込むのは、「熊野の負担がほとんど無いから良いだろう!」というトップの感覚のなせることです。
 そのほとんど他所の金というのも、合併債や過疎債なんて物で、やっぱり国民の金なんですよ。
 全国2000あまりの自治体がこの調子で使うのですから日本国の借金が増えて当たり前なんです。
 こんなハード面は出来ても、民生部門には中々金が使えないのも役人のなせる技です。
 そして、市民も「公共事業神話」に未だに浸っているのですから始末が悪いです。

 と、言うことで熊野市駅前は工事中のままで正月を迎えます。
 完成しても危険防止のために三角ポッドは据えることになるかも知れません。
 それか、追加工事で電光サインポストを付けるのかな???
 無駄遣いでは無く、公共事業を増やす良い施策だと自慢するのかも…
 足元の悪い所がありますから気をつけてください。
 それと、まっすぐ横断してはいけませんよ。
 横断歩道は消してありますからね。

 今年のぼやき納めでしょうかね?

 
熊野市周辺地図です
 

 

by je2luz | 2011-12-30 09:43 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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