LUZの熊野古道案内

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2011年 12月 12日

熊野の旅 初詣の準備

 吾が町内には「新出町稲荷神社」なるものが存在します。
 稲荷さんですからそこそこ初詣のお客さんもあります。
 と言うことは、初詣のお客さんを迎える準備も少し化しなくては成りません。
 この「新出町」というのは狭い町内で町内会費を納めてくれているのが30軒あまりです。
 私が作って配布する「新出町だより」なるものは三班に分けた回覧板から全戸配布に買えたのですが、45部作れば会費の払っていない家まで配布できる位なのです。
 こんなに戸数が少ない所でちゃんと境内も社もある稲荷さんを維持するのがかなり厳しいです。
 かつては林業家など割とお金持ちの多い町内だったようですが、今では空き家と老人ばかり…
 祭でも、「神楽保存会」と言うもうここには住んでいない人が守っている状態です。
 初詣もその「保存会」が取り仕切ってくれないとどだい無理な話になってしまっています。
 町内会としては、幟を立て、お供えをそろえ、神主さんに拝んで貰う所しかやれません。
 今度の正月も。土曜日の町内会総会では、「保存会がやってくれるなら出来るだけの協力はしよう」と言うことしか決められませんでした。
 まあ、情けないと言えば情けないのですが、老齢化率がおそらく50%ほどでしょうからね。
 真冬の寒空で徹夜に近い初詣客のお守りをするのは一寸酷です。
 かくいう町内会長の私は。「木本神社」「飛鳥神社」と「稲荷さん」を掛け持ちすることになります。
 回っても、お願い事をしたこともないし、御神酒もいただかないし…
 お参りでは無く。「写真撮り」ですね。

 「商業の中心」であった木本ですから、かつてはこの「新出町稲荷」も普段からお参りする商売人が居て、初詣でも賑わったのだそうです。
 そうした人のお賽銭は高額ですしね。
 今ではそんな商売人はほとんど居ません。

 社殿と言うほどでは無いのですが、祠よりは大きい建物が老朽化してきました。
 今年は楠の枝払いをやったのですが、木で覆われた雰囲気のある所ですから、建物にとっては悪い条件なのです。
 いくら紀州の木でもあれでは保ちませんね。
 町内の一般会計では無く、お賽銭や祭の残りを保管する「特別会計」もあるのですが、ぎりぎり100万ほどしかありません。
 柱を切ってすげ直すくらいの補修は出来ても「遷宮」なんてとてもとても…
 「奉加帳」を保って回っても、先ほど言ったように「大店」がある訳でも無し…
 困りましたねえ…
 あと一年の町内会長の任期中は大丈夫ですけどね。
 宗教がらみですから補助金をふんだくる訳にも行かないし…
 そもそも、当の私は「公職選挙法」で町内の神社と言えども「寄付」は禁止されていますからね。
 幸いというか困ったというか…
 お参りに来た折には「お賽銭」ではなく「初穂料」といえるくらいお供えしてください。
 上がりの少ない所ですから、一寸はずめば御利益もそれ以上にあると思います。
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by je2luz | 2011-12-12 10:12 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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