LUZの熊野古道案内

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2011年 12月 09日

熊野の旅 熊野の寿司

 この前に熊野の寿司を色々書きましたが写真が無くてこの辺の人にしか分らなかったと思います。
 と言うことで、たまたま売り場で見かけた寿司の写真を撮らせていただいてきました。
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 一寸中心より左に寄った所から撮ったので左が少し大きくなっていますが・・・

 左が「アジの寿司」です。
 ごらんのように頭の真ん中から割っています。
 干物もこのように裂きますね。
 アジの頭は唐揚げの時同様意外と柔らかですからこうして酢で締めればこのままがぶりと行けます。
 おいしいのですが、しっぽの方のギザギザは取らなくてはならないし、姿寿司と言っても下半身裸できれいな姿では亡くなります。

 右上のが「サンマの寿司」ですが、ここのは頭を落としてありますね。
 本来なら頭が付いています。
 サンマは脳天で割らないで片方によっています。そして、サンマの頭は少し固いですから今の人はあまり食べません。
 昔はこの「寿司の頭」をコンロであぶって食べました。
 ものすごくおいしいという物でも無いですが。「もったいない」ですからね。

 上段の卵の寿司とサンマの寿司の間にある薄茶色の物…
 これが「こぶの寿司」です。
 これも見かけはきれいとは言えませんね。
 味も好き嫌いのある物です。
 味と言うより食感の方かも知れません。
 バッテラの上に貼った昆布まで剥がす人が居るのですからね。

 上の写真ではよく分らないので下にもう一枚貼りますが、この卵で巻いたのが「だて巻」です。
 ごらんのように普通の海苔巻きを芯にして寿司飯と卵焼きで巻くものです。
 このだて巻は「ものすごく細い」です。
 基本通り作るとこのパックだとべたんと占領してしまいます。
 そして、ものすごく食べにくく、食べる時はちらし寿司状態になります。
 この倍の太さはゆうににある物なのです。
 嫁入りの引き出物の折などだとデンと座っています。
 どこかの地方のどでかいかまぼこ同様見かけが派手で喜ばれたのでしょう。
d0045383_1075422.jpg

 写真にある、とろろ昆布状のものは元来この辺ではしなかった昆布の寿司ですね。
 この方が上品でしょうかね?
 上のやつはきちんと切っていないと丸かじりは不可能です。
 薄く削ってあるとは言えかなりの厚みですからね。
 繊維方向も縦だったと思いますから食い切るのが困難です。
 万一長ままで手に入ったら無精せずに包丁で切ってください。
 作法を守らないで「食いにくい!」と、怒らないでくださいね。

 サンマの寿司」…「さいれの寿司」は好みによりますが、醤油の他に七味を振るとおいしいです。
 これも、うどんじゃ無いですから、」一切れに一杯振って「辛いぞ!」と、怒らないでください。
 それから…
 この寿司を食べる時は、緑茶では無く「熊野の番茶」それも「奥の番茶」にすると味が数倍良くなります。
 知る人ぞ知る…「日本一の番茶」ですからね。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-12-09 10:26 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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