LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2011年 12月 02日

熊野の旅 ミカン狩り 紅葉狩り 松茸狩り

 日本では昔から「狩り」のつく行事が一杯あったようです。
 春先の「潮干狩り」から始まって「イチゴ狩り」「ブドウ狩り」「梨狩り」「ミカン狩り」「松茸狩り」…食べるものが多いようですがこんなのがやられていて、「観光」にも使われます。
 この辺りでは、市内金山に「パイロットみかん園」が出来てからずっと「ミカン狩り」が観光の目玉になってきました。
 しかし、始まってすぐくらいには、例によって国策事業というやつは全国あちこちでやりますから、「ミカン狩り」も珍しいものでは無くなりました。
 本業のミカンも生産過剰…
 「米の減反」は有名ですが、ミカンの世界でも「減反」がやられました。
 立派に育ったミカンの木を切り倒せば一本いくら…
 梅などに転作すればいくら…
 米と全く同じ図式でした。
 補助金???国が作った???金山パイロットなどはお国の政策には率先して従いました。
 でも、そんなことではミカンの価格は上がりません。
 パイロットなどは園内を車が縦横に走れますが、普通のミカン畑は段々畑です。せいぜいモノレールのコンテナ運搬装置を作るのが精一杯です。
 かくして、「ミカン狩り」が赤字になり、ミカンも赤字になり…

 いまは、この「ミカン狩り」が復活しているようです。
 高級リゾート施設「里創人・熊野倶楽部」が片手間に運営しているようです。
 昔のように大々的に宣伝するでも無し・・・
 昨シーズンはえらいさんが留守番している状態でした。
 今年は一度も覗きに行きませんでしたから不明です。

 「ミカン狩り」なんて遊びは弁当持ちでワイワイやらないと時間が持てません。
 だって、そんなに食べられるものじゃ無いですからね。
 何時間も掛けて走ってくるほどでは無いので「観光」にもならなかったのでしょう。
 地元の人には「ミカンが成っている景色」なんて珍しくもないし…
 でも、駄目になる日までお役所などでは「評判が良くて…」「たくさんの人が訪れて…」と、言ってましたね。
 「ミカン狩り」に客を呼ぶ妙案なんてある訳が無いのです。
 入園料をただにしたら、近隣の人だけは来るでしょうけどね。
 
 また、こういうことを書くと「否定的だ!」と言う人が居るでしょう。
 でも、そう言う人自身、このような観光の目玉の飛びつくのでしょうか?
 そして、自分が大阪や名古屋に住んでいてここまで来るかどうか、公平に考えれば分ると思うのですけどね。
 観光を金太郎飴を産業にしようって事にはかなり無理があります。
 まして「熊野古道」で飯を食おうなんて…
 「遍路道」なんです。
 無事に気分良く歩いて貰えれば成功なのです。
 私でも声を掛けて道案内くらいはさせて貰っていますが、それが本来の姿だと思います。
 とてもじゃないが「善根宿」なんて出来ませんしね。

 この辺では「紅葉狩り」手絵のはありませんね。
 山間部でも、「楓」などがポツンポツンと紅葉するだけなので、出かけていって「愛でる」なんて風情には成りません。
 山間部を走っていると、はっとする様な紅葉に出っくわすこともありますが…
d0045383_12445290.jpg


by je2luz | 2011-12-02 12:45 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/15042688
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 熊野の食 ウルメの寿司      熊野の旅 師走 初詣 初日の出 >>