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LUZの熊野古道案内

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2011年 11月 16日

熊野の旅 堤防の脆弱性 国道42号線

 国道42号線、熊野古道の浜街道と同じ区間は海岸線を走ります。
 ほとんどの所は海岸堤防の内側、松原(松はほとんど無い)の内側を通ります。
 北から来て、七里御浜に掛かる鬼ヶ城東口の所、獅子岩花の窟神社、阿田和、井田などと、井戸川、志原川、市木川、尾呂志川などの河口部分では道路と堤防が一体化したり、道路が堤防を兼ねていたりします。
 昨日のは「志原川」の河口でした。
 以前に書いたのが「市木川」の河口でした。
 そして、今日のは「尾呂志川」の河口部分です。
 阿田和の南の外れですが、阿田和は国道が堤防になっています。
 その阿田和橋の所が台風12号の洪水で崩壊寸前まで行きました。
 このすぐ上流に、「三重県立紀南高等学校」があり、2mほど冠水して半月あまり休校になったくらいの大水だったのですが、この河口でも川の水が押し出して行く時に堤防(国道)の根元が洗い出されて中のアンコが減ったので擁壁が割れ、天場の国道路面が下がりました。
d0045383_10542819.jpg

 志原川河口ほどの崩落にならなかったし、あまりにも足元で見えないので、通行する車両も気がつきません。
 今はその足元に土嚢を積んでごまかしてありますが、もう一度やられたら、あの大きな土嚢ってのは弱いですから国道自体の崩落さえ考えられます。
 幸いなことにもう11月中旬ですから、大雨も台風も過可能性は低くなっています。

 伊勢湾台風にも直撃され、台風銀座、外海と言うことなので、七里御浜の堤防は高さとか構造では日本でも優れているはずなのですが、それでさえこの有様なんです。
 マスコミや役所が言うほど日本の建造物は世界一という訳ではなさそうです。
 それが、当たり前にやって来た手抜きなのか、設計からなのか…
 はたまた、設計が甘いのに手抜きがあって、更にお目こぼしが…
 まさかのまさか…
 そんなことがあったなんて口が裂けても言えませんね。
 原発でさえ基準通りの部品で無かったり、図面と現場が違っているなんて言われますが、そちらも、まさかのまさか…日本ではあり得ないことでしょう。
 いや、あり得ないことになっていますね。
d0045383_10571685.jpg

 と言うことで、分厚い堤防でも、クラックがあるようでは危ない物なんですよ。
 阿田和の堤防部分には私達の言う「まめ」というようなコンクリートと砂利がなじんでいない所が表面から見えるものまであります。
 検査が通っているのですから、「問題は無い」のかと思いますけどね。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-11-16 10:58 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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