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LUZの熊野古道案内

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2005年 08月 08日

熊野の旅 古道歩きの食べ物 7

 南紀といえば鯨漁で有名な太地があります。鯨漁が認められている珍しい漁港です。その関係でこの周辺にはの肉・いるかの肉が時々出回ります。
 戦後の食糧難を救ったのは南氷洋のナガス鯨とか大型のものですが、近海のゴンドウやいるかが対象です。それも、外洋で獲るのではなく昔ながらに船で追いかけて湾の中に追い込み閉鎖して捕る『追い込み漁』が認められているのです。
 最近では鯨の群れが見つかって追い込み漁をすると、暇人のグリーンピースとやらを名乗る連中が妨害し始めます。鯨がかわいそうで牛や豚はかわいそうではない人たちです。牛だって昔の農家のように家族のようにして飼うとすごくなついて甘えたりかわいいものなのですが・・・
 いるかの肉も鯨の肉も真っ黒な色をしていてあまりおいしそうなものではありません。癖もあるので普通のようにステーキとかにしてもあまりおいしいとは思いませんね。水菜と一緒に煮る『はりはり鍋』なども珍しい食べ物の部類ですね。食糧難時代でこそ皆が喜んで食べたものですね。ただ、鯨の缶詰は結構いけるものでした。
 安くて、魚ではない肉・・・このメリットが何処かへ行ってしまっています。
 獲れたての時はそこそこ安いのですが、冷凍保存されたり、鯨のベーコンになると、目茶目茶高くなり松阪牛並です。これは、まともに鯨が獲れないので、料理屋用、観光用、通の食べ物、なんて扱いになるからでしょうね。
 鯨肉を常時食べられる店はほとんどありません。本場太地では観光用に出している店もあります。熊野にこられる時あらかじめ民宿とかに連絡しておき、運が良ければ鯨か海豚にありつけるかもしれません。
 食生活面では太地周辺では昔から鯨を食べる習慣があったようですが、ここ熊野まで離れるとその習慣はありません。

77年当時の太地・鯨博物館・・・今も変りません
カメラは ニコマートEL

by je2luz | 2005-08-08 14:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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