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LUZの熊野古道案内

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2011年 11月 11日

熊野の旅 確かに義援金名目だけど…

 台風12号の水害のうち、被害が大きかった「熊野川水系流域」…つまり、ダムの下流域については「ダムの放水」との因果関係が言われています。 
 下に、私の機関誌の記事をむせますが、全国で今までもこのような事例があり、裁判も起きましたが、被害者側で因果関係を立証せよという日本の旧来に裁判では勝ち目が無いのが現実です。
 
清 流 SEIRYUU SEIJIRYUU  2011年11月 第9号 増刊 
      発行 中田せいじと一緒に熊野を考える会 編集 中田せいじ
電源開発からの義援金
  と各自治体の対応

 電源開発から先月末頃に義援金の申し出があったそうです。
 対象になるのは、ダム関連流域の自治体で、和歌山県北山村、新宮市、田辺市、三重県紀宝町、熊野市などです。
 金額は500万円均一だそうです。
 各自治体の対応に差が出ました。
 北山村は議会との間で議論があって受け取る方向になったようです。
 まともに水害の被害を受けた新宮市、紀宝町は電源のやり方に納得できず「受け取り保留」にしたらしいです。
 吾が熊野市も紀和町では関連が疑われる水害で大きな被害が出ていますが、議会どころか議長にも相談無しでした。
 そして、もう、受け入れて、地域性への考慮とかの検討も無く均等配分の財源にしてしまいました。
 法的には問題はありません
 それに、賠償金では無く「善意の義援金」には違いありませんから、相談などしなくても…

 しかし…
 住民感情とか道義的とかはどうなるのでしょう?
 かくも他の自治体との対応が違ってくるのはどうしてでしょう?

 これも、今の熊野市の体質をそのまま記載しておきます。

 またまた、要らんことを言う…という声が聞こえてきそうです。
 でも、知っておいて欲しいと思います。
d0045383_9475098.jpg

 この建物は電源開発が七色ダムを造った頃に、「将校クラブハウス」ならぬ「幹部用クラブハウス」として建てた物です。
 この一体には庭園・公園もあります。
 数十年を経て建物も傷み、公園なども荒れかけていますが、一応維持されているようです。
 国策会社故に、原子力発電同様採算が合うように電気を電力会社が買い上げるシステムですから大丈夫なのです。

 事のついでに…

 ダムの水利権更新に関して、戦後に作ったダムの更新期が近づいたときに、「更新期30年」を「50年」に伸ばしてあります。
 さらに、元は「関係市町村の意見を聞いて県知事が認可の判断をする」だったのが「県知事は意見を述べることが出来るだけで、決定は国」と、決定権も取り上げてあります。
 こんな大きな変更…ダムの無い川が無いと言われるほどの日本ですから、全国の自治体や住民に関係ある法律の改定に関し、マスコミなどは触れもしないで国会を通過しています。
 これが日本…
 主権在民だそうです。

 そうそう…
 「ダムの無い川四万十川」などと言われることもありますが、四万十の支流にはダムはあります。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-11-11 09:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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