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LUZの熊野古道案内

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2011年 10月 26日

熊野の旅 秋祭り終盤と山の神

 今月は「神無月」…「山の神」以外は出雲国に行っちゃって留守だとか…
 現世の方では「山の神」の方がお食事会だ海外だ…と出かける事が多いようですけどね。

 「鬼の居ぬ間に洗濯」じゃ無いですが、「神の居ぬ間にお祭り騒ぎ」というのでしょう、各地で鎮守様のお祭りが多かったと思います。
 そろそろ、秋祭りも終盤ですね。
 この辺では、「飛鳥神社」の祭りが11月3日だと思います。
 育生町大森神社の「どぶろく祭りは11月末です。
 昔は秋の取り入れがうんと遅かったので9月だとか10月のはじめなんて農繁期の最中でした。
 農繁期の早なったのと、祭りが早くなったのとは一致しますね。
 運動会まで早くなっちゃって、「熱中症」でバタバタ…なんてねえ…

 秋祭りが終わる頃になると、このあたりでは「山の神」の祭りが始まります。
 「山の神」は正式の神様じゃ無いようで、ほとんどが小さな祠があるか、かつては祠があったけど今では代わりの石碑や目印の石しかないなんて物です。
 お祭りと言っても、神主さんなど呼ばずに集落が集まって懇親会のようやっていました。
 飛鳥町に行くと、小さな集落ごとに山の神があるくらいですからね。
 それだけ、みんなが山で生きてきたんですね。

 山の神のお祭りは「女の神様」を祀って居るという事で、昔は供え物や料理は男が作るという地区も多かったようです。
 お餅だったり「ぼた餅」だったりしたようですけどね。
 男が作るので「どでかいぼた餅」だったと聞いていますが、今でもたまに配られてくる「ぼた餅」は饅頭屋に頼んでいるはずなのに普通の物の4倍くらいの大きさです。

 山の神の前には「神様が喜ぶから…」と、男性のシンボルが供えられていた物です。
 これは地域の男どもで「彫刻の才能」がある者が作ったのです。
 最近ではあまり見かけなくなりました。
 日本は多神教でおおらかな者です。
 インドのヒンズー教も多神教で道ばたなどに石で作った大きな一物が立っていたりするそうですね。

 山で生きる人が減った山の集落からは「山の神」も引き上げて行くのでしょうか?
 「もののけ姫」の世界では無いですが、段々、人間と神が離れて行くようです。
 「御利益」の無い神は不要なんでしょう。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-10-26 09:55 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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