LUZの熊野古道案内

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2011年 10月 22日

熊野の旅 台風12号 風評被害

 台風12号の被害は甚大でした。
 でも、阪神淡路とか東日本とか中越のような震災被害に比べると「壊滅」という物ではありません。
 交通網も仮復旧を含めると早めに回復しています。
 テレビなどの報道は、局所的に取り上げますから、ややもするとその地方一帯がそうなっているかのように受け取られます。
 確かに、鉄道、紀勢本線は鉄橋に被害が出て不通になっていました。
 JR東海側の紀勢東線は10月11日に仮復旧してダイアも正常になっています。
 IR西日本の那智ー紀伊天満間の鉄橋などの復旧は中々進まず運休が続いていますが、国道は無事ですから代行バスが走っています。
 各国道は電光掲示板で「通行注意」など出ていますが、年度末の工事ラッシュの規制よりスムーズです。
 宿泊関係も被災した所もありますが、元々一杯にならなることがほとんど無くなっている地域ですから、支障なく泊まれます。

 なのに…
 客足がうんと減っています。
 予約のキャンセルもまだ続いています。
 「行っても見られない」
 「行ったら迷惑を掛けるかも」
 などという理由もあるようです。
 「テレビによると、熊野古道もずたずただとか…」なんてのもあります。
 「熊野古道」な200Kmもあります。壊れかけたのはほんの数キロ程度です。
 
 先ほども書いたように、報道は局所的に一番絵になる部分を写して使います。
 私のブログでも、その地区その地区の典型的は被災状況を写して載せました。
 だからといって、その地区が壊滅したのではないし、壊滅したとは書きませんでした。
 テレビの方がセンセーショナルに煽る傾向があるので現地の地形も様子も知らない人からすると、「壊滅」と思われるでしょうね。

 「熊野古道歩き」の人はお金を使いません。
 でも、熊野市ではお金に出来る所は少なくても、勝浦など「本当の観光地」ではこの「風評」「思い込み」による敬遠被害というような物が大きく応えます。
 まだまだ、従業員を使っている旅館や本業の土産物屋なんて残っている温泉場ですからね。
 たしかに、那智のお山が機嫌を損ねたようですから、見所が少し減ってはいるのですけどね。
 地震と違い「泉源」が枯れるといった事もありません。
 紀和町だって板屋地区など民家は水没しましたが観光施設は無事で、営業しています。
 でも、熊野古道歩きの人は減っています。
 紀和町ではこんな川っぷちでも、ダムの放水に見舞われない所は無事で営業していますからね。
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 熊野古道歩きの客は何度も足を運ぶタイプの人が多いですから、「今じゃ無くても…」と言う事かも知れませんが、こんなのも「癖の物」です、行かないうちに忘れちゃう人も出るでしょう。
 「奥の細道」も歩きにくい状況なのでどこへ向かうのでしょう?

 何度も来るから、中途半端な土産物には目もくれないのかも知れませんね。
 何度も来なくてはならないから、お金も始末するし…
 何度も来るから、日帰りになるし…

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-10-22 09:07 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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