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2011年 10月 18日

熊野の旅 阿田和神社 秋の例大祭

阿田和神社は御浜町阿田和の鎮守様で、尾呂志川が河口の平地にでた所にあります、
 神社の前は田んぼだったはずなのですが、今は県立紀南高等学校がでんと構えていて、いささか無粋な風景になっています。
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 先般の台風12号の大水で神社脇の堤防が壊れ、神社が浸水し、境内は石の灯籠を含めかなり破壊されました、
 ちょうど尾呂志川がカーブする外側に当たり水がまともに堤防に当たる所です。
 堤防の高さは拝殿の軒先まであるもので、護岸の川の中の部分には、根元が洗い出されないように河床に石の杭を埋め込んだ念入りのものですが、堤防自体は表が一部擁壁裏は石垣、中身はアンコ状態の普通のものだったようです。
 「想定外」の水量で崩れ去ったようです。
 このために尾呂志川がまっすぐこの境内を通って紀南高校に向かい、2mもの深さに浸水したのです。
 井戸川の氾濫などは、じんわりオーバーフローしたもので、「濁流」では無かったのですが、ここは川の本流がなだれ込んだ、「濁流」だったようです。
 そして、御浜町内でたった一人の犠牲者の方は、神社の鳥居をでた所に建っている家の方だったのだそうです。
 家は流されずに残っていますが、一気に襲ってきた濁流で避難も出来なかったのでは無いかと地元の人がおっしゃっていました。

 こんな惨状ですから、今年の秋の例大祭は神事のみになっていました。
 たまたま、昨日は時間に間に合うように阿田和に出かける用事があったので覗きに行ってみました。
 以前に一度ここに載せた事があるように思いますが、境内の様子は一変していました。
 拝殿は床上50cmほど浸かっていましたが、一段高くなっている神殿の方は無事でした。

 ここの神社も明治の頃の「合祀」によってこのあたりの神社が集められたようです。
 祀られている神様は割合とポピュラーなものが並んでいました。
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 ごらんのように、金比羅さん、天神さん、秋葉さんなんてのが並んでいます。
 こうしたものも、「これは中立(なかだち)、こっちは柿原からだったかな?」などと言っていました。
 速玉さんは近所ですし…
 でも、この辺に多い「天照大神」が無いですね。
 お伊勢さんの出張所では無いようです。

 日本って神様が多いし、地方によって祀って居る神様に偏りがあるみたいだし…
 派閥でもあったのでしょうかね?
 今月は神無月…
 出雲国では今の国会のようにややこしくなっているのでしょうか?
 それにしても。「神無月」に出雲以外の土地で「山の神」以外のお祭りをやるって…
 留守なんでしょう???

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-10-18 10:00 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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