LUZの熊野古道案内

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2011年 10月 08日

熊野の旅 木本も浸かる! 逃げろ!

清 流 SEIRYUU SEIJI-RYUU 2011年 第7号 発行者 中田征治
 三重県が東南海地震の津波予想を発表しました。
 今までの国の発表とは全く違う規模の物です。
 規模が違うと言っても絵空事では無く、「東日本大震災」の規模なのですから現実実はあるのです。
 悪い事に、三陸沖と違いここで起きる「東南海地震」の震源地は目の前になります。
 早ければ5分、遅くても20分しか時間が無いと言われています。
 そして、先日の自主防災の会合でのちょっとしたいさかいともなった、市長の「逃げないでも良い」発言がやっぱり駄目だったのです。
 私たちが言っているように、木本も一旦逃げなくてはならない可能性が強いのです。 生き残るためには逃げなくてはならないのです。

 昭和19年の規模や江戸時代の規模で収まってくれれば、今は堤防があるので、親地町や新田の一部以外は大丈夫なのですが、インドネシアや東北であのようなプレートの動きがあったのですから、ここも同じような大きな動きになる可能性が高くなっています。
 
 堤防が壊れないで津波をほとんどを受け止めてくれた場合でも、木本にの堤防を津波は越えてきます。
 本町あたりで1m以下となっていますが、真っ平らな平地では無いので場所によって流れ込む水の量が違い深さも違います。
 親地町や新田では数メートルになってきます。
 つまり、堤防が無事でも、土地の高い本町ですらしっかりした建物の二階部分に逃げないと危ないのです。
d0045383_983631.jpg

 発表された地図を私はネットからダウンロードしてありますが、とても皆さん全員に大きな物をに配る事が出来ません、
 小さく縮小した物を載せます。左が堤防が無事なとき、右が壊れたときです。
 色の付いているところは水が来るところです。木本町全体色が付いています。
 県の発表した地図もまだかなり荒い物ですが、地震や津波によって東北のように堤防が破壊された場合は、まさに木本は水浸しを通り越して破壊されます。
 海岸線の家は一旦津波をせき止めますが、時間とともに水位が上がり、倒れたり流れ出したりし始めるはずです。後はテレビで見た光景に近いでしょう。
 発表されたのは平均水位なのです。縦の道は狭いですから水が拡散せず、局部的にふくれあがって次々と家を破壊して流れてもおかしくないと思われます。
 この最悪の場合が起きれば、避難先が木造の二階で大丈夫なのかどうか…
 最悪の事は考えたくないのが災害時の心理だそうですが、常日頃から最悪の場合をも考えて備えなくてはいけません。

 つまり…逃げてください!! なのです。

 いま、県の方には新しく打つ堤防の国道側コンクリートの根っこ部分が、あふれて滝のように落ちる水に耐えられるかどうか検討するようにお願いしています。
 東北でも流れ出た水で足元をえぐられて破壊された堤防があるようですし、今ならそれに備えるコンクリート打ちが出来るはずです。

 さらに、今は解放してある浜へのゲートも基本的には閉め切っておかないと、津波の時、あのゲート部分を通過する水流で堤防が破壊されます。
 ものすごい勢いで何十分にもわたって入ってくる水だけでも大変ですが、堤防が壊れたら木本全体が津波にのみ込まれる予想なのです。
 何しろ5分とかで津波が来ますから、揺れてからでは閉められないのです。
 浜へ出る階段を要望中ですが、町を守るためにはゲートの閉鎖を急がなくてはなりません。
 地震は明日なのかも知れませんから…

 長年放置されていた要害山の道は災害復旧で予算が付いていますから、今年度中には頂上まで登れるようになります。さらに、津波避難経路の確保についての予算で、手すりの整備も要望して行きます。
 高台の少ない木本ですが、各地区からの避難路の確保もなんとしてもしなくてはなりません。
 市長も今度は「逃げなくて良い」なんて言わないでしょうし、現場の職員の一部は危険性を認識していると思います。
詳しくは私の所に問い合わせてください。留守が多いですけど…

 
 これが私が作成して木本町内に配布したパンフレットです。
 個人ですから木本向けに特化できますが資金的にはA4裏表が精一杯です。
 自分でポストに入れて回りますから、ローカル紙に折り込むよりは来真細かになりますが、分かりにくい家やポストの無い家遠い家は省略になります、
 同じように、井戸、有馬と作成しましたがとても引接できません。
 モノクロでもコストが大変ですが、ハザードマップはカラーで無いとねえ…

 まあ、少しは効果があると思うのですが…
 役所に任せたら何時になるやら分かりませんし。基本的には「町内の班長が引率して…」などというスタンスですからね。
 東南海地震ではそんな余裕すら無いのです。
 東北と違い、「最短5分で津波が来る」と言うのですからね。
 津波警報も間に合わないかも知れないのです。
 でも、それを当てにしている人もたくさん居るので困ります。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-10-08 09:18 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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