LUZの熊野古道案内

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2011年 09月 17日

熊野の旅 木本堤防撤去工事

 前にも触れましたし、先日も無神経さを指摘した、「木本休堤防撤去工事」の二期工事が始まりました。
 そうでなくても、それが含む危険性を指摘し、住民運動をして入札延期、住民説明会の開催、さらなる安全策を講じる約束を取り付けての工事着工だったのに…
 二期工事着工前にこの地方でも大災害の発生…
 今回は海が荒れても台風が来なかったのでどこの堤防も問題は起こしていません。
 しかし、住民、市民が不安になっているさなかでの、旧堤防の完全撤去の工事を着手する無神経さ…
 先頃も書いたように、この工事の防護柵ネットを張り始めたのが、災害後二日目!
 まだ、水没家屋の片付けが始まり、町中の道路の泥も片付かず、幹線道路には流木がいっぱいごろごろしている状態で、地元土木会社の作業員が関係ないような顔をして、この「反防災」ともいえる工事の作業を始めたのです。
 そりゃあ、納期もあります、それに、金になるかどうかわからない災害出動より、工事単価の高い国・県発注の工事をしたいのもわかりますが、この二つの会社の体質を見たような気がします。
 地元の大手二社だけに、悲しくなりますね。
 こんな神経でやる工事を信用して良いのがどうか…
 体質ってなかなか変わりませんからね。
 公害専門企業体質の石原産業が何十年経っても公害ばらまきをやらかすのを見るとわかりますけど…
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 この工法について月曜日にでも県土木に行ってこようと思っています。
 こうした堤防の中は、アンコを詰めてあります。砂利だったり土石だったり…
 このアンコが長年の振動などで下がってしまい、見えないところで空洞化し、突然、擁壁が崩壊するのをあちこちで見ています。
 木本西郷川河口導流堤の崩落による国道の崩壊、市木川河口導流堤の崩壊。志原川河口堤防の崩壊、阿田和国道擁壁の崩落…近年だけでもこれだけ見てきています。
 これらは、ものすごい高波とか津波による被害ではありません。
 ほんの少しの波が引き金で、隠されていた中身の空白かが表面化したものです。
 日本中の堤防や護岸がこの危険を含んでいると言って良いのです。
 それだけに、これだけの重量物を堤防の天場の上を走らせ続けて、例え表面が無事でもアンコが大丈夫なのか…
 県の方では調べる気は無いでしょうけど…
 国道を使って工事しないのは、国道事務所に遠慮したのでしょうけどねえ…

 私が異常に気がつきすぎるのでしょうか?
 でも、あり得ることです。
 世の中って。災害が身に降りかかるまで無関心ですからねえ…

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-09-17 10:52 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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