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LUZの熊野古道案内

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2011年 09月 07日

熊野の旅 熊野市はましな方

 テレビの報道では当初熊野市のニュースばかり流れたので、随分他所に住んでおられる方は熊野市を心配されたようです。
 たしかに、熊野市も被害が大きいですが、本当に被害が大きかったのは奈良県と和歌山県側で三重県側でも紀宝町になります。
 いつもですが、台風のルポと言えば高知桂浜、三重尾鷲港などと相場が決まっています。
 支局員の居る所、足の確保できる所と言うことです。
 熊野の駐在員が熱心にルポを送り続けてくれたので放送がそうなったのでしょう。
 私のように長年ここに住んで、台風の情報や被害の状況を興味を持ってみてきた人間にとっては、雨の状況から言って、紀宝町鮒田・尾野谷、新宮、十津川の方が被害が大きくなる可能性が強いと予測されるくらいでした。
 ことに、「浸水」と言うことに関しては地面の高さが変化するわけでは無いので、今までの経験則が当てはまります。
 程度の差はありますが、浸かる所は浸かる、地面が高くて水の来ない所はやっぱり来ない・・・と言うことなのです。
 そして、危険な地質の所はやっぱり危険なのです。
 住む事をやめることが出来ない狭い国土ですからどうしようもない部分もありますけどね。

 この先、こうした集中豪雨の回数も量も増えると思われます。
 随分前からこれを言っているのですが、ようやく報道でもはっきりと言い出しましたね。
 怖い話ですから言いたくない聞きたく無いでしょうけど、これが予測されたのは近年では無いですよね。
 出なければ「京都議定書」なんて出来るはずも無いし・・・
 
 本当の洪水、山崩れとなると人力では止められません。
 被害を少なくすることと、予測して逃げること、逃がすことは出来ますけどね。
 津波と同じようなものです。

 十津川水系で起きたこと・・・
 新宮があの程度で済んだのは運が良かったといえるでしょう。
 壁のような鉄砲水が新宮を飲み込むこともありうるのです。
 でも、そうした警報システムはありません。
 ダムが放水する時のサイレンのシステムはありますが、通信が寸断された状態でダムをも押しつぶす鉄砲水など想定していませんからね。
 そして、住民の頭の片隅にも無いですし…

 明治以来の災害ですが、地震よりも周期がはっきりしないし・・・
 地震・津波以上に逃げる場所が決めにくい・・・
 平野部の人にはわからないでしょうけど、地盤のあまり良くない山間部となれば、平らな所には水が来る、山際だと裏山が崩れるかも…
 千年も続いた本宮大社が流れたのが明治ですし、今回は那智大社に土砂崩れが入ったとかですからね。

 さてさて、困ったものです。
 これから、現場を見て回ります。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-09-07 08:52 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 御苦労様です。 at 2011-09-07 13:42 x
ひのきや杉等は保水力がない、ということも報道されていました。
お怪我のないよう気をつけてくださいね。
Commented by je2luz at 2011-09-10 13:18
御苦労様です。さんへ
 ***
 山田が休耕や廃耕になってそこの保水力もなくなっていますしね。
 とにかく水の出が早いです。
 そして、こんな大洪水でも二日たつと水が泳げる程度まで減るのです。
 怖いですね。


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