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LUZの熊野古道案内

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2011年 08月 25日

熊野の旅 防災意識と現状

 先日ここにも載せましたが、熊野市の防災行政無線「広報くまの」の放送に対するアンケートを集計しました。
 同僚の道後議員の協力も仰ぎ、有効回答202件になりました。
 熊野市の世帯数が19500ほどですから、統計用のアンケートとしては足りていると思います。
 内容の全文は8月5日に載せてあります。

 アンケートスタートのきっかけは、今まで有償で買ってもらった防災無線の戸別受信機の代金1000円を市民に返還するかどうかと言うことです。
 理由は、今後、この受信機を無料で配布すると言う計画があるということです。
 その金額が1000円であるので、返金の事務とコストの比率が高くなる過ぎるので、市民がどう思うかと言うことを知りたいと言うことです。

 その部分の設問は・・・
5.代金の返還についてお尋ねします。
 イ、どうしても返して欲しい
 ロ、経費を掛けて返金するより防災など地域のために役立てて欲しい
 ハ、その他(                         )
 この結果を集計すると下の円グラフになりました。
 予想以上に市民の皆さんは行政の効率化とお金の有効利用を望んでいます。
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 このアンケートで出てきた現実は、こうした防災用のラジオを買っても40%ほどの家ではスイッチが入っていないと言うことです。
 その中には、『買ったけど電波が届いていないので使えなかった』と言う物もあります。
 これは険しい山の間に集落が挟まっていると言う熊野市の条件もにあります。
 アマチュア無線をやってきたものとすれば、不感地帯があって当たり前なのです。
 外部アンテナをつけて、電波を探し回らないといけない所もかなりあるはずなのです。
 携帯電話も同様なのです。
 でも、役所では「苦情が無いから・・・」と言うことで「解決済み」になっています。
 システム上いたし方ないのですが、この任意とはいえアンケートの数字が出たのですから対処してもらわないと・・・
 周知させること自体が困難なのですけどね。

 最悪なのは、このラジオは緊急時の停電に備えて電池が入っています。
 安いものですから、商業電源がつながれている時に充電しておくと言う、フローティング・システムなどではなく、単純に乾電池でサポートさせています。
 つまり、二年ごとくらいに電池交換してもらわないと肝心の災害・停電時にラジオから音が出ないということになります。
 いまは、売ってから二年とかの物が多いですから鳴るかも知れませんが、もう少ししたら・・・
 そして、この電池に関してメンテナンスを考えている人は30%しか居ないのです。70%は考えても居ませんし、5%くらいは電池の存在も知りません。
 これをどうするか・・・
 私が接触した人には口頭で電池の必要性とメンテナンスについて伝えさせてもらいましたが、全体の数パーセントに過ぎません。
d0045383_9201255.jpg


 こうした現象は何処の自治体でも似たり寄ったりでは無いでしょうか?
 アマチュア無線技師なんて肩書きを持った人でも分かっていない人が居るのですから、普通の人では無理も無いのですが、「本当は怖い・・・」と言うことです。
 メンテナンスは出来ていないのに、「万一の時は広報熊野が教えてくれる」なんて信じている人も結構居ますからね。

 どうしましょう???

 少しは電波のことが分かる人間としていくらでも協力しますけど。設置者の熊野市が現状に目覚めてくれないと・・・

  
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-08-25 09:31 | 熊野 | Trackback | Comments(1)
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Commented by kumasoko at 2011-08-25 17:43 x
公正な結果とも思えないのですが、faxやe-maiなどで広くアンケートを募った訳ではないでしょうから、お金は返すべき。だと思う人も、議員さんに直接、訊かれたら 質問者の期待する答えを 返してしまうのでは、ないでしょうか?ね。 先に申込者は、名簿などで判ってるでしょうから、返すべきでしょう。郵送で、金券?を送って支所に換金にきてもらうことにすれば、コストは、言うほどかからないでしょう。役所に取りに来なければ、それはそれ。公平・公正 こそ 行政がすべきことだと思うのです。


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