LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2011年 08月 14日

熊野の旅 田舎とお盆休み

 東京を除いてほぼ全国、「お盆休み」でしょう。
 今は「お盆」であって、「盂蘭盆会」なんてものはかなり忘れられています。
 この辺りでは、一応13日に「迎え火」を焚いて、15日に「送り火」を焚きます。
 でも、初盆で無い家ではその風習も半分以下になっている感じです。
 以前はスーパーでもお盆前には15cmほどの長さに揃えた松の赤味を割って作った松明を売っていたものです。「レジ横商品」みたいに、思い出させて買わせるものでしたが、今ではあまり沢山は積み上げません。
 しめ縄・門松が省略される時代ですから、「盂蘭盆会」縁の「迎え火・送り火」などは忘れられますよね。
 お寺さんは沢山あるけど、どう言う訳かほとんどが「曹洞宗」と言うところです。
 同じ宗派の寺がゴロゴロある田舎ですから、「名刹」なんて呼ばれるような立派なお寺はありません。
 お寺行事もそんなに大きなものは無いし・・・
 一番近い高野山とは違う宗派と言うのも面白いです。

 「弘法さん」は祭ってあるところもありますが、熱心に高野山にお参りする人も少ないようですし。
 「永平寺」は遠いし・・・「身延山」も「大石字」も遠いし・・・
 西國33箇所は広いし・・・
 歩かなくてもお通夜の晩に御詠歌で観光案内してくれるし・・・
 そうそう、番外の「善光寺」も遠いです。
 近いからと言っても、那智山「青岸渡寺」とも縁は無いし・・・
 無信心者の天下でしょう。

 まあ、お盆で一番変わったのは、「盆踊り」が形を成さなくなったところが多いことでしょうね。
 私が子供から高校時代の頃には山間部などの盆踊りは朝まで踊っていました。
 都会に就職した若い衆もみんな帰ってきて盆踊りに出てきたものです。
 その時にロマンスが始まり・・・なんてのも多かったのです。
 盆踊りが盛り上がるのを、「しゅむ」と言っていましたね。
 今では「しゅまなくなった」と言うことです。

 戦前から昭和の中頃に出て行った田舎の子も高齢者になり、もう、故郷には親も居ないし兄弟も・・・
 帰る家もなくなってきています。
 お盆になっても昔ほど人口は増えません。
 そして、盆踊りも消えかけています。
 お盆に参るはずのお墓も他所の持っていって、隙間だらけです。
 家屋敷がなく、「墓」までなくなると、本当に田舎と縁が切れてしまいます。
 スーパーの混み具合も全く変わりました。
 品揃えも、平常とあまり変わらなくなりました。
 大家族にならないのですからねえ・・・

 我が家は長男一家が帰っているので、4人増えています。さっきまでは次男坊が帰っていたのでもう一人居たのですが大阪へ帰りました。
 娘は赤ん坊が居るので帰ってこないし・・・
 今の状態は増えたのではなく、昔の人数になっただけです。
 どこの家もこんなもののようです。
 そして、日本中の田舎がこんな風になってきているのでしょう。
 テレビが騒ぐほど田舎に人が集中しているのでは無いですよ。
d0045383_10122711.jpg


 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-08-14 10:12 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/14344884
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 田舎のお盆なのに      熊野の旅 見捨てられるか 木造... >>