LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2011年 08月 13日

熊野の旅 見捨てられるか 木造校舎 神上中学校

 おととい取り上げた、神川町神上中学校(こうのうえ)へ立ち寄ってみました。
 展示会の準備で主催者の女の人と地元の世話人、区長さんも居られました。
 そして・・
 「雨漏りがしてこのままでは校舎がもたん・・・何とかして欲しい」と言うことです。
d0045383_8564235.jpg

 新鹿小学校が建て替えられて木造校舎ではなくなりました。
 この旧神上中学校の校舎が熊野市に残されている木造校舎では一番環境も建物も良いものです。
 「残して何になる?」
 と、いう論議もあるでしょう。
 しかし、残せるものなら・・・

 地元でもこの校舎を残そうと活動をしているそうですが、教育委員会では補修費が出せないと言うそうです。
 教育委員会の予算が逼迫しているのはいつものことです。
 この学校も今は「休校」なのです。「廃校」ではありません。
 「休校」の学校には一応維持管理の補助金は下りてきています。だから、廃校にしないで休校扱いするのです。
 個別に降りてくるのではないので使っている学校に割り当てられてしまい、休校の所の手当てには回らないことが多いのです。

 地元で屋根の修理費を捻出しようにも、最早、お年寄りばかりだし人口もなくなっているし・・・
 OBに寄付を募ろうかと言うことで話し合っても、今の時代、個人情報なんとやらで卒業生の住所なども役所からは聞き出せないようです。
 瓦をちょこっといじるような手直しではなく、きちんとした修理となれば百万単位のお金がかかるでしょう。
 昔なら「学校のため」と言えば寄付は集まったものです。
 しかし、今ではとても簡単に進む話ではないと思います。

 この校舎を残して欲しい・・・
 この声が大きくなれば、教育委員会も市長も捨て置く訳には行かないでしょう。
 まだしばらくは、こうした木造の田舎の学校に郷愁を覚える日本人も生息すると思います。
 「投資対効果」を言えば合いにくい事業にはなりますが、文化財的な意味とか原風景維持とかと思えば高くは無いのでは無いでしょうか?
d0045383_9152663.jpg

 私も働きかけはして見ます。
 でも、今の時代、一般の人の声や働きかけが大きな力になります。
 地元だけではなく市外、他所の人の声でも行政に届けば後押しになります。
 区長さんをはじめとする神川町のお年寄りの方々が心配して頑張っておられます。
 校庭に芝を植えるお金が出たくらいですから、ぜひ校舎の修理もして、学校として「現状保存」して欲しいと思います。
 教育委員会に一声掛けていただければ・・・

   http://www.kumano-city.ed.jp/index.html

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-08-13 09:27 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/14338424
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 田舎とお盆休み      熊野の旅 月例 広報くまの8月号 >>