LUZの熊野古道案内

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2011年 08月 02日

熊野の旅 台風と熊野の花火

 熊野大花火大会は天然の桟敷のような七里御浜と最良の音響装置のような鬼ヶ城を舞台に行われます。
 しかし、この舞台装置は外海、太平洋・熊野灘に面しています。
 『灘』と言うのは書いて字の如くです。
 「サンズイヘンに難」と書くのです。
 昔から船の航行などが危険な潮の流れが速く荒れる海です。
 少し内海に入った海峡部分にもありますが、ここのは完全外海で、潮の流れは潮の干満ではなく黒潮の流れです。
 つまり、休むことなく流れ続け荒れ続けるということです。
 「紀伊国屋文左衛門」の伝説もこの海があったからこそでしょう。

 この七里御浜は遮るもの何もなく南の海につながり、東に向かえばアメリカ大陸までぶつかるものも無いのです。
 実にのっぺらぼうな海です。
 だから「太平洋」なんて名前になったのだとか・・・

 こんな条件ですから、南の海に「台風」が生まれるとすぐに海がうねりだします。
 これが「土用波」でもあるわけですが、8月に入れば昔から波が洗いのです。
 そして、8月に灰ってくると、木本の人は台風の発生に注目します。
 「8月17日に台風がどうなっているか・・・」
 これ次第で花火が延びますからね。
 最高延びたのが9月1日です。
 延びれば観客が減ります。
 この辺の帰省客はほかの地区より遅めに帰路につきます。
 「熊野大花火大会」を見て帰るから、8月18日に帰る予定を組んでいる人が多いのです。
 学生さんは良いですが、社会人は町に戻るのを伸ばせませんからね。だから、子供たちを待っている親も台風が心配なのです。

 今、南の海をうろついているのは「台風9号」ですね。
 今年は台風の発生が大目かもしれません。
 この台風はどっちにしても「熊野の花火」には影響しないでしょう。
 来週一杯くらいまで次のが生まれなければ予定通りにやれるのです。

 しかし、9号が近づけば、浜中に引張りまわされている場所取りの「ビニールテープ」が又々流されるのでしょうね。
 中々腐らないし「百害あって一利なし」の石油製品が流れ出すのは困りものです。
 下手に団子になるとウミガメや鯨の類が飲み込んで命に関わることもあるそうですからね。
 昔は「荒縄」だったので、流れていってもすぐにバラバラになるし、プランクトンなども喜ぶものだったのですけどね。
 「荒縄」「棕櫚縄」「麻縄」など天然素材以外使用禁止!
 高くはつきますが、ただで場所を占領するのですから規制しても良いとも思うのですが・・・
d0045383_11192732.jpg

 この写真、東ドイツのエキザクタ・EXAKTA RTL1000と言うカメラとPENTACON 3.5cmf3.0と言う組み合わせで撮ったものです。
 ボディの作りなどは、エキザクタの最後のほう・・・東ドイツなどの計画経済の弊害が出てきてからのものであまり宜しく無い感じですが、レンズは中々のもののようです。
 この型は右手でシャッターを切れますが、エキザクタは左側の国が作ったからと言うわけでは無いでしょうが、左手でシャッターを切るカメラなんです。
 もっと古いスプリングカメラなどにも見かけられるものですが、今の人間には違和感があります。


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-08-02 11:30 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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