LUZの熊野古道案内

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2011年 07月 31日

熊野の旅 海水浴シーズン

 熊野は海水浴場があります。
 日本は島国で周囲は全部海、ものすごく長い海岸線を持っています。
 でも、外海が多いし、人口海浜が多いし、意外と海水浴場って少ないのです。
 東京でも、私の世代だと戦後復興してくるまでは芝浦の海で泳いだなんて品川の友人が話していましたが、私が東京に出た昭和36年には泳ぐなんてとんでもない話でした。
 だから、記憶にあるのは「豊島園」「池袋ジャンボプール」なんて大きな水溜りで泳いだことです。
 そして、わざわざ湘南まで出かけたり…

 紀伊半島も真ん中は山ですが、周りはきれいな海です。
 海水温も黒潮のおかげで高目です。
 でも、「黒潮洗う・・・」などと表現される紀州の海は、およそ海水浴には向かない所が多いのです。
 紀伊水道の中のほうに入っても大きなのは「白浜」位ってものです。
 熊野市では、「大泊」「新鹿」と二箇所の海水浴場があります。
 一見良さそうな「七里御浜」は波は荒いし落ち込みが激しいし潮の流れは速いし・・・遊泳禁止です。
 昭和30年代にも「遊泳禁止」「泳ぐな!」なんて看板があったように思います。
 でも、その頃のガキは無視して泳いでいました。
 「大泊」まで2Kmほど出かけるのが面倒でしたし、土用波が立ちかけた真夏の木本海岸は遊ぶのに最適だったのです。

 サーフィンの画像などにあるように、波が立ち上がって真っ青な腹を見せてくれます。
 「海の中が見える真っ青で垂直な波の腹に向かって突っ込んでいって波頭の向こう側に浮かび上がる・・・」
 これが、この海でお遂げるようになる最低条件です。
 でも、出るほうは割りと簡単ですが。帰りはもっと大変なのです。
 「波頭に乗って一気にクロールで帰ってくる・・・」
 それが出来なければおとなしい波の時でもグルグル回されて砂利に叩きつけられ、波に引きずり込まれます。
 方向も分からなくなるし、鼻からも口からも塩水は入ってくるし、ひどい目にあいます。
 駄目な時は、とにかく、一気にもう一度沖を目指すしかないのです。

 帰ってくるときに乗る波を選ぶのも経験が要ります。
 そんな全てを教えるのが「ガキ大将」の役目でした。
 まだ、ちゃんと覚えていない子には波をくぐって外に出ることは禁止しました。
 学校の禁止事項より「ガキ大将」の命令の方が絶対でしたね。
 そのようにして日本の子供は遊びを覚え、安全・危険を学んできたのです。

 それが、PTAなんてのがのさばってきてからおかしくなり、ガキ大将が存在できなくなったのです。
 「番長」なんてのと「ガキ大将」は違います。
 同級生だけで遊んでいたのでは、何も受け継がれませんよね。
 そして、しょうも無いところで溺れたり…

 海水浴シーズンって短いです。
 夏休みに入ってからお盆までの週末だけ・・・
 せいぜい4回しか無い週末に天気が悪いととたんに人が出なくなります。
 どうせ濡れるんだのに、雨ら降ると逃げ回りますしね。
 今日は曇っています。
 大泊も新鹿も人出が少ないでしょうね。
 近年は浜の売店もまともに出なくなっています。
 「笛吹けども・・・」
 こんな遠くの海水浴場ではなく結構都会の近くでもこの傾向があるんだとか・・・
 
 「流れるプール」「波のあるプール」「滑り台」「完備した売店」・・・
 水に入っても水着が取れちゃう心配の無い…
 そして、置換以外は一応安全な・・・
 町中で用が足りちゃうんですね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-07-31 09:30 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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