LUZの熊野古道案内

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2011年 07月 29日

熊野の旅 夏の食べ物

 今は土用の真ん中辺なのでしょうか?
 今年は「土用の丑」が二回あるそうです。
 量が少なくて高値のウナギだけど、丑の日が二回あればやっぱり多く売れるでしょうね。

 三重県では津の辺りは「鰻」よ良く食べるのだそうです。
 42号線を走っていても、大台町三瀬谷の辺りには鰻を食わせる店があったように思います。
 熊野では今は一軒だけ「鰻」を食わせる専門店があります。
 「大福」と言う店で本町と記念通りを結ぶ細い通りの少し目立たない所にありますが、商工会議所周辺で尋ねれば判ると思います。
 と、言うことで・・・
 そんなに鰻大好きの町では無いようです。

 初夏から夏・・・お盆に掛けての熊野の食べ物・・・
 初夏の「さらたけ」に始まって、鰹が始まると「生節」が出回ります。
 ウルメが少し大きくなると「ウルメの寿司」、いわしも少し大きく鳴ると「いわしの寿司」、アジも同様で「アジの寿司、そして「カマスの寿司」「キスの寿司」…
 これらは全部「姿寿司」です。
 結構足の速い魚類ですが寿司になって出てきます。
 東京で見かけるような、巨大ないわしやアジではありません。せいぜい10cmどまりの小さなものです。
 だから、出来上がる寿司もせいぜい握りの倍くらいとかの小さなものです。
 小魚は大きくなりすぎると脂が乗ってしまい、寿司には成りにくいのです。
 包丁で三枚に下ろして・・・ではなく細かい手作業ですから家中の夕食の分作るのは結構大変そうです。
 それでも、昔の木本人、熊野人はこうした小魚の姿寿司を「夏のご馳走」として食べてきました。
 今ではこんな面倒なのを作ってくれる「嫁さん」は居ないようです。
 いまの「ばあさん」の世代はこうした料理を仕込まれないで親と別居の時代ですから、嫁に伝授するはずも無し…
 
 こうしたものを食べたかったら、お惣菜屋さんか地元スーパーのお弁当コーナーで探すしか無い時代です。
 もはや、郷土料理とは言えない状況ですね。

 全国の「B級グルメ」を見て判るように、伝統のものではなく、近年でっち上げた「焼きそば」「お好み焼き」的なものばかりですし、食べる方も味の濃いそんなもののほうが好きなようです。
 作る方も簡単に出来るものですしね。
 食文化も「金太郎飴化」しているようです。

 山のほうからは「茗荷」なんてのが食卓に上ってきます。
 元々は日本中の山に自生しているやつですから、半日陰でじめじめした所に植えれば、初夏と秋の二回収穫できます。
 品種と言うほどでは無いですが、株によって秋に生えるのと生えないのがあるようです。
 この茗荷も、昔は沢山食べたのですが、今では「珍味」扱いされ、パックにちょこっと入って高い食材になっていますね。
 山ででも、他所の畑ででもただで手に入るもの・・・と言う頭があるのでスーパーでは買ったことがありません。
 薬味にはいいですし、「酢漬け」も美味しいですよ。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-07-29 10:45 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by あやち at 2011-07-30 12:37 x
お久しぶりです。
鰻と言えば、記念通りの「かんばやしさん?」の鰻、母が大好きでした。もうないのかしら?
あと、川上横丁にあった、うな竜さんにも我が家はよく行ってましたが。
小魚のお寿司、私は鯵の姿ずしが大好きでした。母がよく作ってくれましたよ。花火の日のお弁当は大抵鯵のお寿司でした。いわしやうるめは食べたことないですけど。
イワシは我が家では、大抵「ぬた」になってました。
小魚のお寿司って、熊野独特のものですよね。大阪では一度も見たことがありません。
あと、生節も。我が家では生節と大根おろしが一緒に出てきて、あれは子供にはちょっと苦手でした。

お盆あたりに、8年ぶりに熊野に帰省するんですけど、鯵のお寿司が食べたくなりました。
どこに行けば食べられます?昔、井土のやまかさんでよく買ってましたけど、やまかさんはまだあるのかしら
Commented by je2luz at 2011-08-10 19:54
返事遅れました。
 かんばやしの鰻弁当はやっていますよ。イベントにも積極的に出ています。
最近はウルメや小鯵の寿司を作る人が少なくなっちゃいました。
そんなネタまで回転寿司で食べるようです。

 お惣菜のヤマカ三杯までもやっていますし、地元の寿司も作っています。
 作る量が少ないので、前日に頼んでおけば確保できるのではないでしょうか?
 井戸と記念通りの両方で店をやっています。


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