LUZの熊野古道案内

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2005年 07月 29日

熊野の旅 木本節

主は鬼ヶ城 雄雄しき姿 わたしゃ焦がれて 散る女波
   ヨンヨイ ヨンヨイ フリコメサン

 木本節という民謡は昭和2年(1927)に作られました。珍しいことに、歌詞は一般公募で募り、入選作を採用しました。
 一般に公募しても、一人の人の歌詞を手直しして仕上げるものですが、木本節は入選作を全部歌詞にしたので、町内の人の合作になっています。
御浜獅子岩 松吹く風と 並みのハヤシに 神楽舞い

徐福しのんで 書きたる文字の 岩に不老の 苔が蒸す

花の窟の 松吹く風は 神代ながらの 声がする

七里御浜は 霞に暮れりゃ 沖にいさり火 主恋し

などと名勝を読み込みながら続いてゆきます。
昔は木本祭り(10月1日でした)には、きれい所が、三味の音と共に、道中踊りを披露したものでした。そして、ことあるごとに『伊勢音頭』とともに『木本節』を歌ったものです。
 今では木本節を聞くこともほとんどなくなりました。きれい所などというものは、当の昔に消えています。合併して熊野市になってからは木本町は中心とは言え、市の一部になってしまいましたからね。

 鬼ヶ城・千畳敷・・・カメラはコダック・メダリスト

by je2luz | 2005-07-29 06:14 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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