LUZの熊野古道案内

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2011年 07月 12日

熊野の旅 右書き 左書き 国鉄

 日本の文字は横書きにする時、左から右に向かって書き進む方式と、右から左に書き進む方式があります。
 戦前と戦時中は今とは反対に右から左に書き進んでいます。
 ただ、今でもトラックのボディに書く文字などでは進行方向の関係でこの方式を使ってあるときもあります。

 今のJRが国鉄と言われるころ…いや。鉄道省がやっていた頃・・・山手線が「省線電車」と呼ばれた頃の駅の表示は右から左向きです。
 この辺りの駅では駅舎の古さが文字の方向でわかります。
d0045383_9312164.jpg

 これは紀勢本線「紀伊井田」駅の表示です。
 ホームにある看板などは今式ですが、表札?は昔のままです。
 「紀伊市木」もこの向きだったように思いますが、隣の鵜殿駅は今式です。
 と言うことでキョロキョロするとありました。
 役所的ですからきちんと資産標識が取り付けてあります。
d0045383_9351724.jpg

 まさに鉄道省時代の建物です。
 文化財になるような代物では無いですが、木造の小さな駅舎ですが、昭和14年・1939年から頑張っています。今年の暮れで72年ですね。
 きちんと管理してあれば木造の建物って長持ちします。
 戦後建てた鉄筋コンクリートの学校やアパートは耐用年数が過ぎ、「危険な建物」扱いされています。
 でも、私が子供の頃から、「木造は弱いから・・・」と教えられました。
 そんな嘘が一杯です。
 「原発は絶対安全だから・・・」なんて大嘘を今でも通そうとするくらいですからね。
 日本の一番古い建物も木造なんですけどねえ…

 都市部の駅にもこうした部分が残っているのではないかと思います。
 ローカル線にはゴロゴロしているでしょう。
 こんの小さな事を見つけるのも「旅の楽しみ」だと思いますよ。
 田舎の駅の周りなどに、「おわんのマークの味の素」「マツダと書いた東芝電球の看板」なんてのがあったりします。
 一旦降りたら、中々汽車が来ないでしょうから、そんな楽しみでも探さないと…
 それに、小さな駅にもあった「駅前食堂」も「駅前土産物屋」も無いですから…

 と言う私は、こうした写真を撮りに行きのは自動車で行きます。
 だって、汽車で行ったりしたら、一日に数箇所の駅で時間切れになりますからね。
 「急行」「準急」のあった頃なら、ローカルの移動も汽車が使えなのですけどね。
 今じゃ、窓の開かない特急で…
 さらに、自動車も高速道路で景色も見ないで突っ走ります。
 「旅」なんて、もう無いのかもしれません。 


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-07-12 10:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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