LUZの熊野古道案内

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2011年 07月 02日

熊野の旅 熊野大花火 主催者・管理者

 熊野大花火大会も近づいてきていますが、東日本大震災と不景気で当てにしている企業の寄付が思うように集まらないようです。
 寄付を当てに挙行するのですが、花火の規模などは寄付の楽が見えてくる前に決めなくては成りません。
 家族でやる花火のように、チョイチョイッと買ってくるわけには行きませんからね。
 地元の「和田煙火店」をはじめとして各地の花火屋さんに発注して作ってもらうのですから半年も前には規模が決まらないと出来ないのです。
 その大会独自の花火もありますからね。
 
 私の議会での一般質問でも取り上げた、「地震・津波と花火」の問題は、いくら考えても解決方法が見つからない大問題なのです。
 ほとんどの人は考えもしないし、深刻な問題だとも思わないようですが。会場の七里御浜と堤防の法的管理者の「三重県」、そして花火大会の主催者の「熊野市」に取っては大問題です。
 会場は三重県から熊野市に使用許可を与える形になります。
 今年は計画通りに行ってゆきますが、今後、この会場を無条件で貸すのかどうか…県の方でも悩んでいるようです。

 私の質問にかんし、熊野市としては『地震・津波に関しては警察などとも協議し、非常事態が起きた場合は情報の伝達と避難誘導には万全を期します」と言う模範回答をしました。
 でも、回答した側も、『それが出来る』とは思っていません。
 浜に10万人とも言われる人が入っているときに、サイレンとともに…『大地震です、津波の恐れがあります。海辺にいる人は速やかに退避してください』 なんて放送すればどうなるのでしょう?
 続けて・・・『津波の予想される高さは8mです。速やかに退避してください。」となったら…
 整然と避難しても1時間以上かかります。
 津波来襲まで5分かろ最長でも20分です。
 出来ないのが分かっていての答弁に対しても、「馬鹿なこと言うな!」と追求しても始まらないほど大きなことなのです。
 県が会場を貸さなければ浜での花火は終わりです。
 浜と鬼ヶ城と海を使わないものだったら、三千万とか四千万円の花火では他に勝ち目はありません。
 『熊野大花火大会』ではなくなります。

 貸さない決断をしたら、県に対する圧力や恨みはものすごいでしょう。
 借りられるのに「やらない」と決断したら市に対する攻撃はもっとすごいでしょう。
 そして、緊急放送の予想が外れて、津波が来なくても、浜の出口では明石の歩道橋以上の惨劇が起きてしまっているでしょう。
 数万人の犠牲ではなく数百人の犠牲で済んでも、放送を流した責任などの追及はやまないでしょう。

 なるべく大勢の客は来ないようにして開催するってえのも「観光花火」としてはおかしな話ですし…
 安全なのは「ASUKA II」などの豪華客船での見物ってことなのですが、それを勧めるなんて…

 問題を提起した私自身もも的確な答えは見い出せません。
 先の地震でも、データとして「地震発生直前」が示されていたのに、発表するすべもなかったとか…
 この沖合いにも観測機が沈められました。
 そうしたものによる予兆発見がもう少し発表されるようになれば、例え時期が確定されなくても花火を中止することも出切るでしょう。
 そのためには、象徴や学会にある縄張り争いや権限争いがなくならないと無理でしょうね。
 でも、ここでも、予想が外れた時の非難はものすごいでしょうね。
 予報を出さないままでは数万人の犠牲者を余分に出す事になったであろう事は無視されますからね。

 「都合の悪いことには目をつぶる」
 「怖いことからは目をそらす」
 まあ、これは人間の本能ですからね。

 で・・・
 1/66000の確率と私は計算したのですが、皆さんはどう受け取りますか?
 遭遇することが確実なのに、啓発もしないほうが良いのでしょうかね?
 原発だって、「絵空事だ!」といわれた事態が起きていますからね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-07-02 11:11 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by hamaco1968 at 2011-07-03 00:22
行政側としては悩むところだと思いますが、
確実に来るとしてもいつ来るか分からないモノに対して強すぎる対策を
打つ必要はないと思います。
基本的に元々危険な原発とは性格が違い過ぎますし、
死者を弔う恒例行事ですから。
あと、海上からの観賞は遠すぎて全然つまらないのでオススメしません。
あの鬼が城の爆音に打たれてこそ、です。
Commented by je2luz at 2011-07-06 19:45
 しかし、考えるのをやめて漫然と行った時…
 確率は低いとはいえ、主催者の責任は免責される訳ではありませんね。
 予知の能力が上がってきていますが、その幅の広い予知に対してどう対処するかも、考えていてこそ役立つものです。


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