LUZの熊野古道案内

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2005年 07月 26日

熊野の旅 国道42号線 3 道の駅・熊野きのくに

 前にも触れた道の駅『熊野きのくに』は市営でも第三セクターでもありません。完全民営、中小企業等協同組合法に基づく組合が運営しています。
 道の駅は旧建設省の指定を受ける国道を使う旅行者のための公的休憩所です。非常に数の少なかった公衆トイレを増設することと、長時間の運転による事故を防止するために、パーキングを作るのが目的です。
 国の指定で、なおかつ原則として一自治体に一箇所しか認可しないということがあり、更には申請すれば建設費も補助金が出るという事業の性格から、自治体が第三セクターを作ってオープンするのがほとんどになります。
 ここは『鬼の国物流協同組合』という、地場産品を中心とする異業種協同組合があり、そこが計画し、熊野市に推薦してもらって指定を受けたものです。
 元々はここの敷地はスノコや縁台を桧で作るための工場と出荷倉庫のあったところです。敷地内にはそこそこの駐車場も確保できるのと、行楽客の多い日曜、祭日、お盆、正月は工場も休んでいるという好条件でスペースが有効利用できました。民間ですから流用などは自由に出来ますから・・・
 建設段階で当然建設省の補助金制度も検討しましたが、全国どこでも見られるような、ものすごい贅沢な建物や付帯工事が要求され、無駄な工事が多く、補助金をもらったて自己負担分を出すと、逆に高くつく話になりました。第三セクターや直営のように『建てること』に意義を見出す事業ではありませんから、建設省の事業か諦め、農林省管轄の事業で小さなものにしてあります。
 必ず24時間オープンしなければならないトイレに関しては、ものすごい維持費がかかりますので、折りしも。ここを流れる大又川の釣り客などのための市営公衆便所の場所探し中でしたので、土地を提供市、毎日の清掃などの管理はこちらでするということで。角地を市に寄付し、市営公衆便所を作ってもらいました。毎日、二回の清掃は組合で続けています。
 立地的には尾鷲市外と熊野市街の中間地帯の山間部で隣接民家もないので、真夜中の車の出入りに苦情がでることもありません。エンジンをかけたままの野宿も問題ありません。
 営業は朝7時から夜10時までで長くやっています。軽食のできる食堂とコンビニを併設していますからキャンパーの方にも不自由は無いと思います。
 パーキングで夜明かしの方は出来ましたら、売店なり食堂なりに一声掛けて、他のお客様の迷惑にならない場所を教えてもらってください。


by je2luz | 2005-07-26 12:06 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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