LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2011年 06月 02日

熊野の旅 海水浴と津波 新鹿避難タワー

 今、各地の海浜観光地で検討され始めたのが、「海のレジャーと地震」です。
 海水浴、ウインドサーフィン、サーフィン、シーカヤック、ダイビング…随分多様化しています。
 海水浴だけが地震を体感する可能性の強い遊びですが、他はたまたま陸にいれば別として地震なんて感じません。
 しかし、津波は容赦なく襲ってきます。
 陸上に被害を及ぼさない小さな津波なら沖に逃げた漁船同様無事かもしれませんけどね。
 悪いことに、海水浴客を除くと、「波浪警報」があろと「津波警報」があろうと無視する輩が多いようです。
 サーファーなどは日本では良い波が少ないと言うことで「注意報」が出ると集まってくるなんて話まで聞きますね。
 それでも、「人命」には違いないので、地元や海上保安庁などは振り回されます。

 熊野市も「海」を観光に役立てようとして昔からやっています。
 グアム・セブ島・ハワイ・・・安くなっちゃったので近年は苦戦していますけどね。
 今年は高速料金も元に戻るので。確実に熊野市は遠くなります。

 海水浴客を津波の時にどうして守るか??
 この対策として建てられたのが写真の避難タワーです。
 展望台ではありません。
 定員は80名だそうです。
 熊野市を代表する「新鹿海水浴場」にあります。
 高さは海抜12mとか…
 ここは新鹿の中でわずかに地面が高く、昭和19年の東南海地震の時にはすぐ裏手の墓地には塩が入らなかったとも言われています。
 そういう状態ならこのタワーに上れば大丈夫でしょう。
d0045383_9455259.jpg

 地震から津波襲来まで。10分以下もあり得るといわれる中で、浜に居る人にどう知らせる???
 地元の人に終始することもむずかしいのに・・・
 防災無線のスピーカーは何処の町でも海には向いていません。
 そして、音声は風向きで全く通らなくなります。
 サイレンは意味が分かってくれないし…
 テレビでも、巨大な赤旗を出して知らせる計画が流されました。
 これの意味を周知させるのも大変です。
 その日限りのお客さんが立て札を読んでくれる訳も無し・・・
 全員にパンフレットを配るのも現実的でも無し…
 鉄道時代なら、車内放送とか駅での啓発も役立ったでしょうが今では自家用車ばかりですしねえ…
 まあ、こうしたレジャーに関しては「自己責任」という見方も通りますけどね。

 新鹿の浜からは何処からでも見える位置です。
 遠い方は違う陸地に逃げてもらった方がよいのですが、新鹿の場合、国道311号線まで出ても駄目なんです。
 地元に人の走る方向についていって、最低でも「JR新鹿駅」までは登ってください。
 と書いても、あまり役立たないのでしょうね。
 ただ・・・
 あたしかだけではなく、何処の浜でも同じです。
 潮干狩りもおんなじですよ。

 「揺れたら陸に上がって高い所に逃げる」・・・それしか助かる道はありません。
 揺れなくても、「サイレンがけたたましくなったら陸に上がって確かめる・・・」これも大事なんですよ。


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-06-02 09:55 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/13698513
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 熊野古道と集落      熊野の旅 木本旧堤防撤去開始 2 >>