観光地と言うものは昔から必ず「入りこみ客数」と言う、他所からお見えになるお客さんの数を発表します。
結構細かい数字まで出てくることがあります。
この数字によって、観光事業対策が決まり、予算が決まることになりますから、結構大切みたいです。
動物園、映画館、遊園地などは「有料入場者」の数は把握できますし、昔と違いコンピューターで細かい分析結果も指先一つで出てきます。まあ、そこに作為が入る余地はありますけどね。
主要道路には自動カウンターが設置されている場所もあります。
しかし、ほとんどの観光地では自動計測も無いし、臨時にカウンターを並べた人間が座っているのも見かけません。
統計的には本の数回調べれば一年のを推計できるのだそうですけどね。
熊野古道の方は公的に動いた団体などの数字から推計しているようです。
何しろ伊勢と熊野の国境から一杯ある峠ごとに数字を出すのですからね。
去年より多いようだ…
最近減ったねえ…
では、役所的には困るのでしょう。
このところ、団体さんの姿を見かけることが多い気がします。
行楽、豪遊が自粛気味の時期でも、地味で信仰?と言う一面もあるし、お金が掛からない「熊野古道歩き」は大丈夫なようです。
バブルの時期だと向かなかったのかもしれませんね。
もう、「善根宿」などと言う物はありませんが、もう少し宿泊客でも増えると良いのですけど…
民宿も東南アジアのホテルみたいには安くは無いですけどね。
東南アジアより遠いかもしれませんし…
でも、日本の神々と日本の仏ですから、日本語のお願いを間違えないで聞き届けてくれると思います。
熊野市周辺地図です