LUZの熊野古道案内

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2011年 05月 17日

熊野の旅 丸山千枚田 何時まで維持できるのか

 ものすごく効率の悪い田圃が棚田です。
 紀和の丸山千枚田でも、小さいものは畳半分も無いのです。
 耕運機なんて入れないところが多いのです。
 入れても昔の小型のものしか使えません。
 人力で田圃を耕すと言うのはもはや「農業」と言うものではありません。

 丸山千枚田も、過疎と高齢化、さらに減反政策など耕作が放棄された田圃が多かったのですが、三重県が「地域おこし」「観光資源」として元に戻したものです。
 これも「農業」として再生させた訳では無いですね。
 今の所、「オーナー制度」とか補助金で何とか息をつないでいます。
 「田植え」「虫追い」「稲刈り」などは大きな行事です。
 行事は役所の協力で維持できています。
 しかし、地元の住民の高齢化は進みます。
 ものすごい数の小さな田圃、それを取り囲むものすごい数の畦、そして、積み重なった棚田の景観を美しくしている石垣・・・
 これを当たり前に管理するってのは、人海戦術しかありません。

 採算を度外視してこれを維持しているのが現状です。
 何時まで許されるのか?
 何時まで地元に人が居るのか?
 「熊野市の趣味の農園」では本当は困るのです。
 丸山千枚田は維持するけど、他の山田は放置し、集落の消滅は考慮の対象にもならない・・・
 
 褒める人が多いのですが、イベントを褒めているので本当の山間部の限界集落科などは見ていないのですね。
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   カメラはミノルタ・オートコードL

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-05-17 09:36 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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