本格的な春…いや、もう本当なら初夏に入る頃です。
世の中は浮かれる気分ではないのですが、イベントが増えてきます。
東北の地震災害だけでも大変なのに、収束の見込みが立たなくしてしまった「原発事故」があるから尚更です。
『収束の見込みが立たない』ではなく、『立たなくしてしまった』なのです。
責任逃れ、肝っ玉のなさがどんどん傷口を広げてしまったからです。
手抜き?し放題の現場を見られるのが嫌だったのか、海外の力は借りないのではなく排除したり…
さて、イベントですが…
熊野市にでは、今日、「いこらい市」があります。
毎月あるやつですが、今回はローカル紙にまともな予告記事が載っていました。
祭りでもイベントでも、本来は予告記事、宣伝記事が大事なんです。
『あったよ』なんて言われたってねえ…
「いこらい市」…もとは「記念通り振興会」辺りがはじめたものだろうと思いますが、おそろいの小型テントと折りたたみの販売用の台が用意された物品販売がメインのイベントです。
今回も「めはり寿司」「サンマ寿司」「丸干し類」「なれ寿司」「たこ焼き」…色んな斧がるそうです。
後ほどちょいと覗いて来ます。
写真を改めて撮らなくても前のを使っても分からないのですが、それではねえ…
5月15日 『丸山千枚田 田植えの集い』
場所は熊野市紀和町丸山の千枚田です。
千枚田を通る道路は通行止めになるので、紀和町の中心部の板屋から送迎用のシャトルバスが出ます。
オーナーさん達(今年は名前が違ったようでした)が参加して、田植えをするイベントです。
棚田なので田圃が小さく、畦から田植え風景を撮影するには向いています。
そこそこの参加はあるのですが…
補助金を入れて、職員も動員して、さほど観光(収入)にはならず…
例によって、お役所の自己満足的イベントとも見えるものです。
ローカルテレビでちょいと流れて…ローカル紙に載って…
「丸山千枚田」が忘れられるのと防ぐ効果はあるでしょうが、どう見ても丸山地区の生活向上には結びつきませんね。
普段に写真撮影などに来る他所のグループも田の畦を踏んで害はあっても金は落としませんね。
観光ってそんなものです。
「熊野古道」も「お遍路道」「巡礼道」なのです。
『ごくろうじゃのう…』
『まあ 休んでかんし…』
これが本来です。
それを、「観光産業」などと言って、大金をつぎ込んで施設を整備する…
回収できるはずも無し…
「参詣道」を食い物にしようなんて罰当たりな所業かもしれません。
まあ、イベントも一杯あるし…
「一回、覗いて見たって欲しいのし」
熊野市周辺地図です