元々、そんなに多くない熊野古道歩きの人
住民が激減した町並み
昔は商店街だったけど…
熊野古道と言うことで「石畳」を作ったけど、石畳だからって観光客が増えるはずも無し…
反対の声など無視して巨費を入れたのですけどね。
三重県も「世界遺産指定」の前後にはものすごく熱心で、バスを仕立てて「熊野古道歩きの人」を送り込んできました。
地元の人が「熊野古道ってなに?」と言うほど忘れられていた「松本峠」も一杯人が歩きました。
でも、破壊さえしなければ指定取り消しなんて無いからでしょうか?県のほうはもう飽きてきたようです。
「東紀州」と言われる県南に観光予算が行くのには、中心部で三重県観光の代表者を辞任する「於勢さん」も面白く無いでしょうね。
観光全般が落ち目の時ですからね。
と、言うわけだかなんだか知りませんが、『美し国おこし・三重』などと言うキャッチフレーズが新しく採択され、そちらに重点が移っています。
「熊野古道」と名前が付けば補助金が出ていたのが段々切られているようです。
「伝統ある行事」と言うわけでもない「イベント」は、マンネリ・予算削減・主催者の高齢化…イベントの乱立…
色んな条件で、観光客も通りかからず、地元の人も出てこない有様です。
「年に一度の!」と言うお祭りでも人が寄らないのに、場所は違うとはいえ、300mほど離れるだけで、二つの商店街で行うイベントが月に二回から三回…
主催者も張り合いが無いでしょうけど、出店をしたり、イベントを盛り上げようと参加するグループなども気の毒です。
バーゲンセールが早まって、常態化した日本の商店街が都会でも集客力をなくしているのですからね。
平均的収入が、月額7万円ほどと言うのが調べなくても分かるような、国民年金受給者が半数近く居る地域だと言う事実は目をそらしても変わりませんね。
悲しい現実ですが、その年金から、町中と言うことで結構高い固定資産税を払っているのです。
「観光イベント」の位置づけは無理でしょう。
でも、そういわないと金が出なかったのも確かですね。
でも、このままやるってことは…
熊野市周辺地図です