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LUZの熊野古道案内

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2011年 03月 29日

熊野の旅 遊木漁港・市場

 昨日遊木に行った時、午前中だったので、港では漁協のセリが行われていました。
 サンマのシーズンも終わりになってきているので、魚の水揚げも少ないようです。
 時々、丸干しの乾燥風景がここに登場する近所の魚屋さんも買い付けに来ていました。
 熊野の場合、中心部の木本には良い港が無いので、少し遠い遊木と二木島が水揚げの多い漁港になります。
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 魚市場のセリと言うと、築地・魚河岸のセリを連想するでしょうが、田舎の小さな市場ではあんなふうには成りません。
 サンマがドッと水揚げされる時には大きな単位での取引になるのですが、普段は地元の魚屋さんと仲買いさんが買う分程度ですからね。
 「干物屋さん」が多いですから、干物・丸干しになる魚、サンマ、いわし、キス。カマスなどは小さなものでも売れてゆきますし、熊野の人口より見込み客も多いですから多く売れるようです。
 とにかく、熊野には大きくて冷凍庫・冷蔵庫・乾燥庫を持った干物屋さんから、鮮魚屋さんが自家販売用に少し干す店、漁師さんの副業的な干物製造屋さんまで、ものすごくたくさんあります。
 人口2万人ですが、干物を作る所は何十軒もあるでしょうね。
 今は減りましたが、一般家庭でもサンマのシーズンともなると、軒先にサンマのすだれがぶら下がったものです。
 北の方のお百姓さん軒先に干し柿や大根のすだれが出来るようなものです。
 
 塩分の摂り過ぎで、高血圧、脳溢血が多いと言われて、食生活改善で干物追放が叫ばれた地方なのです。
 塩干しの魚と、塩辛い田舎味噌の味噌汁、さらに、塩辛い日持ちする漬物がおかずだったのですからね。
 私も今は塩分を控えていますが、若い頃は漬物も玉子焼きも醤油の中で泳がせていました。
 卵掛けご飯も真っ黒でしたね。
 とにかく、丸干し・干物の好きな所です。
 だからこそ、熊野の干物は魚の種類も塩加減もバラエティに富んでいて好みにあった美味しいものがあるのです。

 マスコミさんやグルメ評論家さんなんてのは、特定の…たまたま目に付いた魚屋さんのものを、それしかないような褒め方をしますが、味の好みなんて十人十色です。
 なかにはほとんどの人が「塩辛すぎる」と言うのもあるでしょうが、そんなのを好きな人だって居るのです。
 バカボンパパだって言っています。
 「それで いいのだーー」
 本当に、それで良いのだと思います。
 多すぎて、好みの干物屋さんを見つけるもが大変かもしれませんが、どれだけの人が微妙な違いが分かるのでしょう。
 私には熊野のほとんどの干物屋さんの丸干しは美味しいです。
 丸干しで育ったので少しは分かるのでしょうが、新鮮なものを干したのは美味しいです。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-03-29 09:40 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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