LUZの熊野古道案内

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2005年 07月 16日

熊野の旅 紀勢線 尾鷲駅 周辺

 尾鷲 よいとこ 朝日をあびて
 浜で五丈の網を引く・・・
 と、尾鷲節の出だしはなっています。
 ところが、今、尾鷲の海岸に出ても尾鷲には浜はありません。
 地名にも『矢の浜』というところがあります。
 ここは松林もある浜だったようです。
 その矢の浜のあとにあるのが写真の『中部電力三田火力発電所』です。高度成長時代には繁栄のシンボルと思われたものです。尾鷲にはコンビナートなど無かったので、この発電所の為に『東邦石油尾鷲精製所』まで作られました。海岸は一見工業都市化と思われる様相です。しかし、火力発電所もオートメーション化され大勢居た中電の職員も居なくなり、社宅群は取り壊されました。尾鷲の低迷の要因です。最後に引導を渡したのが、近年の林業不振です。
 遠洋水揚げがあるので尾鷲漁港はまだ、賑わっています。
 海岸から左手に行くと、小さな川を渡り、熊野古道・馬越峠(まごせ)・旧42号線へ向かいます。この旧42号線の頂上のトンネルは今の国道のすぐそばに出ていますが、レンガと石のアーチで飾られたきれいなものです。残念ながら崩落の危険ありということで、立ち入り禁止になっています。おまけに入り口付近に災害防止壁が作られ、あることも築かない人が多いと思います。写真二枚目がそれです。この地方にはこの形の昭和初期に作られたトンネルが数多く残っています。後日、もうひとつ熊野にあるものを取り上げます。



カメラはイコンタ523/16・ノバー75mm

by je2luz | 2005-07-16 14:03 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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