LUZの熊野古道案内

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2011年 02月 11日

越南国 一人歩き旅 ダナン・Da Nang 1 前線の町

 フエから少し南に下った「ダナン」は少しマイナーな土地になるかもしれません。
 ベトナム戦争当時にはニュースに登場することのあった地名です。
 米軍が再上陸して基地を構え、最前線の役割を果たした所です。
 統一鉄道で抜けてきたフエとの間の山間部などはベトコンの前線でもあったのです。
 うっそうとしたジャングルではなくても、かずらの類がびっしりと覆い尽くした山地は全く見通しが利かず、空からでも大部隊ではないベトコンなどは発見は不可能でしょう。
 見た目には明るい山地ですけどね。
 だから、『ナパーム弾』に『枯葉剤』を使ったのでしょう。
 雨の多い所とはいえ、全部が海に流れ出たはずも無し、残留ダイオキシンはどうなっているのでしょうね。
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 米軍が苦しんだのと同様、太平洋戦争中はこの仏印からマレーシア、ビルマにかけて日本軍もジャングルと疫病に苦しんだ所です。
 この明るいジャングルでもおそらく5m先は見通せないでしょう。そして、目標物を探すことも困難になり、現地の案内人無しでは、道に迷うこと必定でしょうね。

 かくして、米軍の前線基地になったダナンには米軍の残したかまぼこ型の格納庫や倉庫らしきものが郊外に残されています。
 それ以外は全く平和なベトナムの地方中核都市にしか見えません。

 この町にも市場「ハン市場・Cho Han」と「コン市場・Cho Con」があり賑わっています。
フランス統治時代の教会・ダナン大聖堂があり、美味しそうなケーキ屋さんもあります。
 つまり、ベトナムらしい町のつくりです。
 真ん中を流れる「ハン河・Song Han」によって町は二つに分かれますが、外人にとっては駅のある旧市街の方だけで用が足りるでしょう。

 この町の見所は郊外にある「五行山・Ngu Hanh Son」と言う山とそこに並ぶ仏教寺院です。
 大理石で出来た山は「マーブル・マウンテン」とも呼ばれます。
 米軍の兵士あたりがつけたのでしょうかね。
 やたらと、大理石の彫刻を作っている業者さんが並んでいます。
 かなり俗っぽい感じの「観光地」になっています。

 驚いたことに、この中国式?の大乗仏教のお寺さんは、急な石段を登った崖の中ほどにあるのですが、現地でローマ字の文章で少し触れたように、ものすごく俗っぽい観光開発がなされつつありました。
 30mほどでしょうかね?
 このお寺まで、歩かなくて良いように、なんと「エレベーター」のタワーが工事中でした。
 今年中には完成して、エレベーターですいーーっとお参り出来るようになりそうです。
 こんな観光開発って、日本だけではないのですね。
 「ダナン市」がやっているのでは無さそうだったのが、日本との違いでしょうかね。
 なんだか嫌なものを見た気分でした。
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 泊まったのは川のほとりの中級ホテル、「バックダン・Bach Dangホテル」です。
 ガイドブックにも載っている中級ホテルですが、いつもどおりダブルベッドですが朝食つき20ドル・1700円でした。
 ドル安円高なので相対的に安くなっています。
 名前も「爆弾ホテル」ですから覚えよいです。
 同じチェーンかどうか分かりませんがこの名前のホテルはサイゴンでも見かけました。
 そうそう…
 ローマ字で併記していますが、ベトナム語ではaだとかoだとかに発音記号の色んな髭が生えています。そのおかげでローマ字打ちもままならなかったのです。
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ベランダからの夜景はきれいだし…
 すぐそばの中華飯店も中々だし…
 食後の河っプチの散策も治安は悪く無いし…
 五行山では幸運を招くという大理石の球を売っているし…
 当然のように、アオザイの仕立てもやっている店もあるし…
 一人ではもったいないです。
 かといって、現地調達する腕は無し…







ベトナムの地図です
 

by je2luz | 2011-02-11 10:30 | 旅 番外編 | Trackback | Comments(0)
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