アジアの諸国では「市場」と言う形の商業施設が発達していることが多いです。
自発的に集まった市場から公に作った建物に店が集まり、その周りにも店が群がる形態がありますが、ベトナムでは公の施設が中心になっているようです。
日本でも関西などには「市場」と称する商店街がたくさんあったのですが、規模としてはそんなに大きくなかったし、今ではどんどん寂れているようです。
ベトナムなどでは、ガイドブックを見ても観光客の見学先として定番化しているようです。
大きな建物の中に、ものすごい数の個人商店が入っていますが、どういう基準で入っているのか良く分からないような混然とした形で、「消防法」なんてあるのかどうかも分からない考えてみれば恐ろしいものです。
高層化はしていないものの、二階まであるものが多いし、通路も何も判然としませんからね。
そんな中に押すな押すなのお客さんがひしめいています。
活気にあふれては居ますが、この購買意欲は何処から来るのか不思議です。
街角の普通のお店でも、オートバイを止めて買い物する人がすごく多いですからね。
フエの大きな市場は「ドン・バ市場」で旧市街、王宮から近いところにあります。
そばには新しい商業施設もあり、マクドナルドだったと思いますがハンバーガーもあります。
もちろん、市場の前には地べたに構えた屋台もあり、安いうどんも食べられます。
私はそちらの屋台のうどんを食べましたが、そのお店の娘さんのお友達らしい娘が居たので写真を撮らせてもらいました。
珍しく、少し髪を脱色した娘ですが、事実上ノーメイクの素朴な娘です。
お互いに英語がスムーズに通じないのであまり話はで来ませんでしたけどね。
かつての日本がそうであったように、町中に若い人があふれています。
決して豊かではないのですが、こんな風に目を輝かせた若者が多いですし、話す時も会釈をする時もきちんと目を見ています。
日本がこんな風に戻ることはもう無いのでしょうね。
ベトナムの地図です