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LUZの熊野古道案内

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2011年 02月 05日

越南国 一人歩き熊野の旅 5 ハノイ-フエ

 ハノイ3泊の後は、ベトナムの古都、「フエ」を目指します。
 この移動には当初、列車を使おうと思いましたが、いかにも時間が掛かるので、飛行機にしました。
 ベトナムは南北に長いので、丁度真ん中にある「フエ」まででも飛行機で1時間10分かかります。
 それくらいなので、ベトナムの国内便も結構乗客が居るようで、1月25日のフライトを1月頭に問い合わせたら、エコノミーはすでに満席で、仕方なく「ビジネスクラス」で手配しました。
 手配はネットで調べた「日通」系の「ペリカントラベル・ベトナム」でしたが、メールのやり取りは日本語でしたし、親切でしたね。
 この料金は概算で9000円ほどです。日本国内よりは安いですね。
 ビジネスクラスだと待合室に専用のラウンジが用意され、スナック、食事も食べ放題です。もちろん、短いフライトでも機内食が出ます。エコノミーだと水が1本ですけどね。
 でも、高くは無いけどエコノミーは大体半額です。列車じゃないから立ち席は無いですからエコノミーでよいでしょうね。この国では食事も安いですしね。
 そうそう…
 ベトナム国内便とかに関してはきちんとリコンファームした方が良いです。
 ベトナム航空の看板の上がった旅行業者は一杯ありますが、どうも、ちゃんとした支店の方が良いようですけどね。
 今はeチケットですから確認した方が安心です。

 ハノイ市内のバスターミナルからは乗り合いバスが出ています。料金は4000ドン20円ほどです。番号は17番のバスです。
 良く分からないのは、市内に向かったときは国際便のターミナルから出た代わりに便数がなかったのに、市内から乗った便は数が多い割けど終着点が空港の不便な場所…安いですから文句も言えませんけどね。
 市内向きは「荷物代よこせ」と言ったのに、空港向けの時はフリーパス…
 まあ、日本じゃないですからね。
 これは、他の路線でも見かけましたね。
 どうも、運転手の小遣い稼ぎのような…
 最初から料金を用意してさっと渡せば言い出さないようです。

 フエの飛行場はローカルの小さなものです。
 フエはベトナムに色々あった王朝の一つ「グエン王朝」が都にしていた町で。日本で言えば京都のような存在です。
 町の中心は世界遺産の「王宮」があります。
 他にも色んな遺跡があり、一大観光地になっています。
 
 空港から町までは当然バスがあります。
 ここも30Kmほど離れていますが、バスは4000ドンで済みます。
 この町も中心部は広く無いですから、何処で降りても大丈夫でしょう。
 ホテルも結構たくさんあります。
 15ドルから30ドルもあればいくらでも見つかります。
 安ホテルは繁華街にあり、高級ホテルは王宮などによったフオン川の近くにあるようです。
 ツアーで行けばそちら泊まりでしょうね。
 私が泊まったのは、朝飯抜き15ドルでした。
 一応バスルームつきでしたが、ヨーロッパの古いホテル並で湯沸しの能力不足と言うやつでした。
 変なところがフランス流???
 朝飯は隣のカフェで取りましたが、オムレツにパン・コーヒーで34000ドン…150円ほどですから、朝飯がなくても気にすることも無いでしょう。
越南国 一人歩き熊野の旅 5 ハノイ-フエ_d0045383_11542143.jpg

 円が強いのと、ベトナムの物価が安いのでこの部屋で15ドル…1300円ほどです。
 飛行機は安いし、ホテルは安いし、飯も安いし、景色も外国だし…
 国内観光がしんどいのは当然でしょう。

 フエではホテルを取って最初にやったのは、町外れの「フエ駅」に出かけて、二日後の行程、フエーダナンの間の列車の切符を買うことです。
 ベトナムでは「駅」を「Ga」と呼んでいますが、これもフランス統治時代の名残なのかな?
越南国 一人歩き熊野の旅 5 ハノイ-フエ_d0045383_1294811.jpg

 鉄道は「ベトナム統一鉄道」と呼ばれているようです。
 この国は社会主義国ですから、やたらと国旗があふれています。
 それと、われわれにとっては見かけることの少なくなった、「鎌とハンマー」の共産党・プロレタリアートのシンボルの赤い旗です。
 そして、社会主義国らしい制服のお巡りさんと兵隊さんですね。
 それを抜きにすると、「ドイモイ政策」以来の経済自由化の流れで街中では社会主義国を感じませんけどね。
 あとは、バス代を払う時にも実感しますね。


ベトナムの地図です
 

by je2luz | 2011-02-05 12:25 | 旅 番外編


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