ベトナムは古くから王朝が入れ替わりながら治められて来た国です。
南北に長いし、一つの国家には中々なれないところです。
世界中が植民地になったとき、ベトナムの王朝も滅ばされ、フランス領になったのです。
いわゆる「仏印」と言うところです。
西洋人から見ると日本人を含め東洋人は小さくて下等に見えたのでしょうね。
映画で言えば「エマニュエル婦人」の目で見るアジアがフランス人の見るアジアだったのでしょう。
日本は植民地にならないで済んで居ますから、征服者の横暴と言うのはもう一つピンときません。
ベトナムではそうした弾圧の歴史が一杯残っています。
第二次世界大戦でフランス軍を追い出してしばらくは日本軍もここを抑えていました。
ハノイでは弾圧に使われた牢獄跡も残されています。
いかにも西洋的な牢獄です。
ご丁寧に「ギロチン台」まで用意されています。
自国の国王や王妃の首を切り落としたのに味を占めて世界中にこんなものを配置したのでしょうかね。
やっぱり、肉食系なのでしょう。
カエサルに言わせれば、「フランス人は野蛮で臭い」となるのですからね。
日本人は「猿」ですが、猿の方がましなのでしょうかね?
ハノイだってそんなに見て回るところも多い訳でも無いし、市内を歩き回りながら、もっぱら人間を眺めていました。
ベトナム人は小さいですね。
女の子は150程度の娘が多いです。
お尻が丸くて小さく、太った娘も少ないし…
黒髪でセミロング…狸のような目の化粧も無し・・・
皆、良い娘に見えます。
10代から20代前半の娘は中々です。
それに、すれ違っても、カメラを持って街角に立っていても、顔が合うと、しっかり目を見て微笑みます。
今の日本の都会で目があったらにらんでくるようなのではありません。
微笑んで、会釈をして通り過ぎてゆく娘が多かったですね。
ハノイのような都会でも、古き時代の日本に様なものが生きているようです。
男の人とは顔を合わさないので良くそっちは分かりません。
可愛いパリジェンヌが居るのに、可愛いマドモアゼルがほとんど居ないのと同じで、ベトナムにもこの娘たちが大人になったようなおばさんが居ないんですよね。
一体何処へ行くのでしょう???
その点では、日本には少し位は「かわいいおばちゃん」も居ますね。
「八千草薫」とか「黒木瞳」なんてね。
ベトナムの地図です