以前に取り上げた、熊野市駅・駅前ロータリー改良8改悪?)工事に掛かったようです。
まずやったのは、道路の路面表示の書き直しです。
車の車線を大きく曲げ、駅からバス停やコンビニ、土産物屋に行く横断歩道を消し、遠くに書き直しました。
今朝、駅前に車を止めると5分ほどの間に3組、4人から問い合わせと抗議の声が掛かりました。
この計画自体に私は反対なのですが、私が議会に戻る前に予算も通過したものですし、計画の不都合さを指摘しても「変更の余地無し」と言う感じです。
何しろ、「東大」の先生とやらが考えたくらいですからね。
人間の心理・・・ドライバー、歩行者の性質をあまりお分かりで無い学者様のようです。
熊野市駅前は結構、道路敷地が広いのです、だから、走行車線をかなり曲げて蛇行させました。
分離帯が無いままで大きく曲げたので、下り車線側の車はまっすぐ走ると対向車線に入ります。
今朝もそんなに車の無いところなのに二回も反対車線に入って対向車の正面になってしまい慌てて避けるのを目撃しました。
一番便利な横断歩道を消したのですが、当然のように元の位置で通学生や通勤者が渡っています。
工事が始まって通れなくなれば仕方ないと思うかもしれませんが、何時着工革からないのに、路面表示だけが先行し、安全対策がなされていません。
工事責任者は熊野市、担当の建設課に聞きに行くと、係員は昨日立ってみていたのだそうで、対向車線走行や横断歩道無視は知っていました。
係りが見ていても、「課」の認識になるには至らないのが役所と言うものです。
けさ、課長を含めて実情を説明し抗議したので暫定処置で三角コーンを置くことや、工事看板の設置がなされる方向になりました。
さらに、工事に掛かって、今あるロータリーの島の部分の取り壊しが終わったら、出来るだけ早く仮説の歩行者通路を確保し駅正面の横断歩道を復帰させる方向も約束してもらいました。
この工法は都市部では当たり前のように行われていますからね。
横断する人の数が少ないですが、一応駅前ですからね。
こんな工事でも敷地が「JR」になるので、熊野市の一存では前に進まず、まして熊野市駅で決済が出来ない・・・
厄介なものです。
駅前ロータリー部分だけですからこれでも楽なほうです。
踏み切りとなるともっと厄介で、高架橋部分などになると大変な交渉に成り、工事もJR傘下の企業しか事実上出来ないのでかなり割高になりますね。
安全確保が絶対条件ですので、それを言い出されるとオープンな入札の要求も出来ませんしね。
こんな図式は中々変わらないでしょう。
今回の工事はこのまま続行します。
安全対策くらいは出来るだけの事をしてもらうように要求は続けますが、すぐに「地元の了解を貰っています」「議会の承認も貰っています」と言うのが出てきます。
自分の居ない時の計画、予算でも「議会」としては継続しているものなので厄介なところがあります。
それでも、異議を挟まないと何処へ向かうやら…
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