LUZの熊野古道案内

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2011年 01月 06日

熊野の旅 熊野の正月飾り

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 年末にも書きましたが、ここ熊野市は正月のしきたりがかなりあいまいなところです。
 門松も実に様々です。
 中心街の木本町は表に面した庭のある家はほとんど無い、昔の町並みですから簡易的な門松しか飾れません。
 私が子供の頃には「新生活運動」なんてのがあって、門松を印刷した紙を張り出したりしていたものです。
 日本では何かが始まると、ヒステリックなまでにやろうとする傾向があるのは今も昔も変わりません。
 今の、「プライバシー」「肖像権」なんてのでも必要以上に騒いでいますが、「新生活運動」も「台所の改善」「食生活改善」に始まって、門松、お香典、お見舞い…なんでも遮二無二やったものです。
 そして、しばらくするとすっかり忘れて…

 上の写真は横並びで門松のあったお宅のを撮った物です。
 目の前に八百屋さんがあって年末には門松なども売っていたように思います。
 全部、木本…町場流の簡易的な門松です。
 でも、並んだ四軒ともに中身の葉っぱが違います。
 「裏白シダ」のあるのやら無いのやら…「南天」があったり無かったり…「榊」だったり「アクシバ」だったり…
 主体も添え物も実にばらばらです。
 つまり、木本の本物ってのが無いようです。
 おまけに、この「門松」があるのは2割足らずでしょうね。
 昔はもう少しあったのでしょうが、今では玄関先に正月はありません。

 「しめ縄」の方も同じくらいの割合でしか飾られていません。
 これも、山間部でしめ縄つくりの団体があって出荷しているようですが、木本ではこれと言って決まった作法のものは無いようです。
 スーパーなどでも実に様々なスタイルのを並べますからね。
 丸いの、長いの、札があるの、札の無いの…
 だから、飾ってある家のも、丸いの、長いの、太いの、細いの…
 長いのになると、右根元も左根元もあります。
 隣のを見て飾るからか、我が家の近所は「左根元」がならんでいます。木本全体では「右根元」が優勢なようですけどね。
 つまり、しめ縄にも「木本伝統の…」てのが無いようです。

 家の中は全然知りませんが、この調子だと、「お鏡」も「木本古来の…」てえのが無さそうです。
 スーパーが売っている、新潟からとか送ってくる「パックの鏡餅」が主流でしょうけどね。
 「鏡餅」は全国的にパックに負けているのでしょうけど、「地元流」の強いところでは、スーパーなどもそれに合わせていると思うのですが、どんなものなのでしょうね。
 
  こんなブログも書いています◆
   ★★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-01-06 11:52 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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