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LUZの熊野古道案内

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2011年 01月 04日

熊野の旅 出初式

 日本中でこの時期に行われるのが「消防出初式」です。
 雪の中での出初式などは絵に成りよいのでテレビで放映されることもありますね。
 「江戸火消し」のような伝統芸能的なもののあるところでは見物人も集まるようです。
 その点熊野市は特徴が無いといえますね。
 しかし、この「熊野市消防」は人口の割りに規模は大きいのです。
 元は熊野市だけの「消防署」でしたが、今では旧南牟婁郡全域を所轄するものになっています。
 今から十数年前に消防団しかなかった、御浜町・紀宝町・鵜殿村・紀和町に消防署を作る時に、兄貴分の熊野市が本部機能を引き受けて、全国的にはほとんどが「組合立」となろ物を、「熊野市消防署」の単一組織にしたのです。
 そんな経緯がありますから、広い範囲をカバーするため、人口が少なくても熊野消防本部のほかに「御浜分署」「紀宝分署」「紀和分署」の三つも分署があります。
 さらに、地形が複雑で多くの町村が合併してきたのでその地区その地区に「消防団」があります。
 かつてはリアカーなどで小型ポンプを運ぶところからスタートしたのですが、今では消防団にも消防車が配備されています。
 と言うことで、高層ビルなどが無いので「はしご車」は無いし、コンビナートも無いので「化学消防車」もありませんが、消防自動車の数はたくさんあります。
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 こうした式典でも全部の署員、全部の資材を一箇所に集めてしまう訳には行かないので一部は常駐場所に残してあるのですが、パレードは結構見物です。
 消防団の参加は熊野市内だけのようですが、団員の隊列、消防車の隊列は人口5万やそこらの市よりは大きいですね。
 これだけ配備しなくては成らないと言うことは、たった二万人の人口なのに集落がバラバラに点在するってことなんです。
 そして、限界集落に近づいている山間部、海岸部はもちろん、跡継ぎの居ない中心部でも消防団員の確保に苦労しています。
 舞台上に並んでいるのは去年、消防団に入ってくれた人たちの一部です。
 これだけたくさん入団してもらっても足りないのですし、このピッチで元の消防団員が高齢化して退団してしまうのです。
 一時期、全国で勧められた「婦人消防団」「かあちゃん消防隊」も難しいほど「ばあちゃん」が増えてしまったようです。
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  こんなブログも書いています◆
   ★★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2011-01-04 12:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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