LUZの熊野古道案内

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2010年 12月 22日

熊野の旅 旧家・町屋と生活

 写真を展示している「おやすみどころ岡本」の隣に、古い町屋があります。
 以前にも何度か取り上げてきた「福島邸」です。
 今の「第三銀行」の母体がそこから始まったと言う、木本風の店造りのお宅です。
 一番前が「店の間」で次が「中之間」長火鉢を置いて当主が座る部屋、そして「奥の間」で生活空間兼客間と言うなんとも生活など出来ない家です。
 おまけに開口部は通りに面した前の部分と、中庭に面した裏の部分だけですから、中之間は天窓からの明かりが頼りです。
 だから、こうした町屋では裏に離れを建てて暮らしていたのです。

 店をしなくなっても、なんとも使い勝手が悪い家ですから、どんどん取り壊されて行き、残っているのが少なくなっています。
 私が育った家もこうした造りでしたから、売却するとすぐに壊されました。
 福島さんはこの使いにくい家を保存してきてくれたのですが、老朽化もあり手入れ、改装することになりました。
 内装とかを剥がすとかなり痛んでいましたね。
 それでも、中之間とか木本の家らしいところを保存しての改装をしてくれているようです。
 一番前の「店の間」を使えるようにするようです。
 玄関・通路を兼ねた「土間」との間が障子だったのを壁にするようです。
 ちょっと残念ですか、文化財でもありませんし、個人の持ち物です。
 どれほど使いにくいかを分かる身としては何も言えませんね。
 取り壊さないだけでもありがたいです。
 下の写真は元の「店の間」です。
d0045383_1034015.jpg


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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-12-22 10:09 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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