LUZの熊野古道案内

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2005年 07月 12日

熊野の旅 紀勢線 賀田駅

 賀田駅(かた)・・・この駅から、尾鷲市に入ります。昭和の合併前には「南輪内村」でした。名前で予想できるように、入り江の中にあります。
 熊野灘に面した湾では最高のものです。周囲を山で囲まれ、入り口が狭く中が広い、更に水深も深い、文句なしの避難港です。
 天候の悪い時や台風の時には大型船が湾内に避難しています。広い海の上にあるときはさほど大きく見えないものですが、こうした山の中に入り込んだ船を見るとものすごく大きく見えます。
 この周辺は尾鷲町と合併して尾鷲市になっていますが、道路で尾鷲に抜けるには時間がかかり、昔は逆方向の「鳥越峠」を越える道路で飛鳥村(現熊野市)経由で木本に出るほうが便利でした。定期バスもそちらに向かっていました。
 そのためか、この賀田と隣の三木里の生徒は熊野市側の木本高校へ進学することが多かったのです。近年では尾鷲のほうに通学しているようです。
 賀田はこの良港があるため、貨物船が接岸できるので石材の切り出しが今でも行われています。以前に盛んであった熊野市新鹿が石材産出をやめなくてはならなかったのに比べ、港があることが生き延びるために役立ちました。
 賀田からは国道42号線への連絡道路も延びています。
 海に面した山が多いのに、この周辺は「尾鷲桧」の主な産地の一つになっています。駅の裏手にも手入れされた山が迫っています。ただ、近年は林業不振で賀田の元気もなくなっています。




ウェルタ・ペルレ

by je2luz | 2005-07-12 01:50 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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