LUZの熊野古道案内

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2010年 12月 11日

熊野の旅 景勝・天然記念物・鬼ヶ城

 昔の今も変わらぬものは・・・
 伊勢の地なら・・・「いせーの めいぶーつ 赤福もちは えじゃないかーー」になるのかもしれませんが、ここ熊野になると、そこまでの食い物も無いし、観光の目玉はやっぱり「鬼ヶ城」でしょう。
 主要国道から近づきよいと言うこと、鉄道時代でも、主要駅の紀伊木本駅(熊野市駅)からもバスですぐと言う条件が観光客を呼んできました。
 一番入り口が一番見所になると言う「観光地向き」の構造も良かったのです。
 スケール的にみて、ものすごいのか?と言われると、日本一だとか世界指折りの…などとはいえませんが、気軽に自然の力を感じられるし景色も良い場所としては珍しい場所…とはいえます。
 革靴、下駄履きで一番の目玉の「千畳敷」を見物できますからね。
 本格的に鬼ヶ城を見るなら、岬を周遊しなくてはなりませんが、小一時間かかるので一般の観光客向きでは無いですね。
 おまけに、その周遊道もしょっちゅう荒波で壊されて通行禁止です。
 少し前に、長い間通行止めだったのを修復開通したのに、すぐに壊されて今は通行止めだと思います。
 そして、前回同様、長い間復旧しないようです。
 天然記念物、国立公園・・・触っちゃあいけない規制もあるし、建設機械など運び込めないし…
 私が高校生の頃には、昭和の初め頃から作ってきた、岩をそのまま刻んで作った石段があり、岩の裂け目などは木の橋がかかっていました。
 その刻んだ階段などはどんどん風化され今ではほとんどみえません。
 更に、そのルートは波のかぶるぎりぎりの場所が比較的平なので低いところを通っていて、少し波があると危険なものでした。
 波の合間を見計らって全速力で走り抜けると言うようなスリルのある「鬼ヶ城見物」を時々やっていましたけどね。
 今、この年でそんな事をやれば、間違いなく波にさらわれるでしょう。

 そんな道を観光客に開放していたのでは「行政の責任」が追及されるので。高いところに立派なものを作ったのですが、それも幾度と無く壊されています。
 なにしろ、熊野灘に面した荒磯ですから、海抜10mの高さでも波に洗われる事があります。
 と言うことで、絶対安全にするには人を入れないことしかない場所なんです。

 普通の観光客と同じように、千畳敷周辺だけでお帰り願えば大丈夫ですけどね。
 台風が近づくとその千畳敷にも近づけませんね。
 冬場の静かな太平洋・熊野灘からは想像もできません。

 今、鬼ヶ城には事実上公衆トイレと小さな仮設の土産物屋しかありません。
 観光不振で元南海電鉄系がやっていた観光施設が熊野市に寄付され、更にその施設も破綻してしまいました。
 そして、目下、熊野市が再開発?と言うことで敷地の造成、既存の建物の撤去を行っています。
 その後には5億円ほど掛けて前とほぼ同じ規模の施設を作るべく動いています。
 高速道路が来ると観光客が増えるんだそうです。
 観光客が御土産を買う時代は終わっていると思うのですが…
 事業仕分けの対象では無いですから…
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-12-11 10:32 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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