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LUZの熊野古道案内

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2010年 12月 07日

熊野の旅 椰子の木公園 御浜町

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 少し天気が悪いときの写真ですが、海のそば、椰子の木があり、散歩道も…
 ハワイではありません。
 御浜町の海岸です。
 もちろん人工的に作られた公園です。
 国の「CCZ計画」なんてプロジェクトで出来たもので、沖合いには大きな岩石を積み上げた「人工リーフ」もあります。
 と、言っても遠浅の海では無いし、岩礁もでかいと言えば海も深いのででかいのですが長さも無いし、水深も深いところなので、波きり効果はあるようですが、波が立つほどではありません。
 ハワイのリーフのようにサーフィンが出来る波はありません。
 熊野灘の真ん中の外海なので、当然「遊泳禁止」でもあります。
 ここで海水浴をやるのは、ブルドーザーで浜を掘り下げ、ブルーシートを敷いて海水をポンプで揚げ人工プールを作った時だけです。
 常設の海水プールではなく一時的なものです。
 この公園が出来た頃は子供たちのために熱心にやっていたのですが今ではどうなのでしょう?
 今の子供はプールに馴染んじゃってますしね。

 この椰子の木の植わっている一角のすぐ上、新宮側には駐車場と公衆トイレ、熊野側には「ピネ」と呼ばれるショッピングセンターがあり、計画では一大観光拠点になる予定だったようです。
 地元から持ち上がった計画ではなく、不思議なことに上から降りてきたような企画でした。
 私は隣の熊野市の住民です。
 その当時、熊野の人はうらやましがったものですが、私は「熊野に来なくて良かった」と言いました。
 どう考えても、紀伊半島が観光の花形になりえませんし、大型商業施設を抱いた公の建物や公園を抱いたら後年度負担が大変だからです。
 この施設の時に書かれた計画書…例のコンサルタント会社の書く作文…では、普段の見込み客20万人、つまり70Km先の紀伊長島から、反対派60Km先の串本までを商圏とでっち上げたものです。
 その中には自分の所に大型店舗を持つ、熊野市と尾鷲市、それに紀伊半島の中核の新宮市が含まれると言う恐ろしい計画ですが、何しろ考えるのは頭の良い東京に住む官僚ですから、この計画書が通っちゃったんですね。
 と言うことで、今でも公園も「ピネ」も存在します。
 南牟婁郡全域平成の大合併が頓挫した一つの原因にもなりました。

 地元に対する効用は抜きにすれば、ドライバーにとっては良い休憩所です。
 トイレも小さいですが毎日清掃されています。
 駐車場内も綺麗ですし、国道からさえぎるものが無いので、夜なども怖いこと無いです。
 騒ぎさえしなければ民家にも迷惑掛けないし…
 結構車が休んでいますが、その下の椰子の木の公園を歩いているのは「犬の散歩」の人と犬くらいと言うのも寂しい話です。
 商業施設とそれに付随する道の駅からはちょっと来る気になれない距離です。
 立派な歩道橋も作ったのですが、それを渡った辺りの公園は・・・
 車を止めて休むなら、道の駅七里御浜・ピネよりこちらの方が休まるでしょうね。
 でも、飲み物の自販機以外には売店など無いですから食料は仕入れてきてください。

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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-12-07 09:52 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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